９日、ブンデスリーガ第２１節のハノーファー対ホッフェンハイムの一戦が行われ、１－０でハノーファーが勝利を収めた。MF宇佐美貴史は先発し６２分までプレー。酒井宏樹はベンチ入りしたものの、出番はなかった。

試合は開始８分にいきなり動いた。ハノーファーが左サイドのスペースを突きフシュティがクロスを入れると、これをディウフが押し込む。DFが懸命にクリアしたものの、ボールはすでにゴールラインを割っており、ハノーファーが先制に成功する。

序盤は良い形をつくれずにいたホッフェンハイムだが、ショートカウンターから宇佐美がペナルティーエリア左からダブルタッチでDF２人をかわしシュートまで持ち込む。これはGKの正面だったが、宇佐美はその後も、攻守に渡って存在感を見せ続ける。

１点をリードするハノーファーは、前半終了前にヴァイスに２度の決定機を許した。しかしGKツィーラーの好守でこれを凌ぎ１点リードのまま前半を折り返すと、後半にはシュラウドラフが抜け出しGKと１対１の場面を迎える。しかし、今度はホッフェンハイムGKゴメスがファインセーブを見せ、追加点には至らない。

ホッフェンハイムは６２分、宇佐美に代えてホセルを投入。しかし直後にCKのカウンターからディウフに抜け出され、自陣からの独走を許してしまう。しかしディウフとの１対１にもゴメスが冷静に対応し、またもチームを救った。

ハノーファーはその後も、シュラウドラフとディウフを中心にカウンターから何度かチャンスがあったのの、最後まで突き放すことができなかった。ホッフェンハイムは、宇佐美交代後はほとんどチャンスらしいチャンスをつくれず。アディショナルタイムのセットプレーでは、ゴメスもゴール前に上がり同点を目指したが、そのまま終了のホイッスルを迎え、ホームのハノーファーが勝ち点３を手にした。

引用元：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130210-00000021-goal-socc