前日にマンチェスター・シティがサウサンプトンに敗れ、マンチェスター・ユナイテッドとの勝ち点差9は縮まらなかった。シティのマンチーニ監督は、早くもリーグ戦の行方に関してほぼ白旗を挙げたようなコメントを出している。このことによって「エバートン戦のゲームプランが変わったのだ」と、ファーガソン監督は明かす。
「シティ戦の結果にかかわりなく、勝たねばならない試合だった。だが、シティ戦の結果を受け、試合はより重要なものになった」
そして、当初は前節から7人程度のメンバーを入れ替える予定だったのを、4人に変更したのだと付け加えた。つまり、より手堅く勝利を狙いにいったというわけだ。香川真司はベンチ外となった。
確実に勝ち点を重ね、一気に差を広げようとしたマンチェスター・ユナイテッドは、目論見通りエバートンに2-0で勝利を収めた。「今日勝利すれば、優勝争いに有利というのが現実的な考え方だった」(ファーガソン監督)
残り試合は12で、勝ち点差は12にまで広がった。スカイスポーツのインタビューに対して試合を振り返るファーガソン監督の表情はいつになくにこやかで、正直に嬉しさが伝わってくるものだった。
そもそも7人のメンバーを入れ替えようとしたのは、中2日で水曜日に控えるチャンピオンズリーグ、レアル・マドリード戦のため以外の何ものでもない。このエバートン戦にはモウリーニョ監督も観戦に訪れ、決戦の時が近づいていることをうかがわせた。そのモウリーニョはMUTVの取材に対してこう答えている。
「選手たちはみなこういう試合でプレイしたいと思うはずだ。選手たちは自分たちに与えられた特権だと思うだろう。だからこそベストの準備をしなくてはいけない。世界が待ちこがれる一戦だ」
英国内の報道を見ると、関心の多くはかつてユナイテッドでプレイしたクリスティアーノ・ロナウドとの対戦に集まっているようである。昨年来、ロナウドがレアルで置かれた状況に不満を漏らしたり、ファーガソンがロナウドの移籍に関してコメントを出したり、両者は何かと縁の切れない関係にある。現在、ユナイテッド出身で最高の成功者でもある彼への関心が途絶えることはない。
セビージャ戦のハットトリック後、大衆紙サンの取材に対してロナウドはこう答えている。
「ユナイテッドでは一番幸せだった。でも今は、父なるファーガソンを倒すことに必死なんだ」
同紙は記事の中で同僚のセルヒオ・ラモスのコメントも紹介している。
「ロナウドは選手として最高のときを迎えようとしている。我々は共にプレイできてラッキーだ」
一方、デイリーメイル紙は、ロナウドのコメントを紹介しながら「12月以降、彼が1点も決めていないのは3試合だけ。ユナイテッドが心配だ」と結んでいる。英メディアは全体的にいかにロナウドが好調を維持し、ユナイテッドにとって脅威となる存在かを強調している。先にエクスキューズを作ろうとしているかのようにも見えるほどだ。
ユナイテッドの現実的な懸念は、エバートン戦でMFジョーンズがふくらはぎを負傷したことがあげられる。エバートンの攻撃的MFフェライニにほぼマンマークでつくような状態でプレイしていたが、 後半には彼に削られることとなり、交代を余儀なくされた。また、CBエバンスも疲労からかけいれんを起こし途中交代している。
これにより守備陣が少々手薄になった感はあるが、ルーニーは明らかに省エネモードで戦い、ファン・ペルシーも得点を重ねた。
欧州を代表するビッグチーム同士の対戦というだけでなく、共に好調な中で迎える大一番。モウリーニョのコメントではないが、世界が待ちこがれた好試合となることが期待される。
了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
「シティ戦の結果にかかわりなく、勝たねばならない試合だった。だが、シティ戦の結果を受け、試合はより重要なものになった」
そして、当初は前節から7人程度のメンバーを入れ替える予定だったのを、4人に変更したのだと付け加えた。つまり、より手堅く勝利を狙いにいったというわけだ。香川真司はベンチ外となった。
確実に勝ち点を重ね、一気に差を広げようとしたマンチェスター・ユナイテッドは、目論見通りエバートンに2-0で勝利を収めた。「今日勝利すれば、優勝争いに有利というのが現実的な考え方だった」(ファーガソン監督)
残り試合は12で、勝ち点差は12にまで広がった。スカイスポーツのインタビューに対して試合を振り返るファーガソン監督の表情はいつになくにこやかで、正直に嬉しさが伝わってくるものだった。
そもそも7人のメンバーを入れ替えようとしたのは、中2日で水曜日に控えるチャンピオンズリーグ、レアル・マドリード戦のため以外の何ものでもない。このエバートン戦にはモウリーニョ監督も観戦に訪れ、決戦の時が近づいていることをうかがわせた。そのモウリーニョはMUTVの取材に対してこう答えている。
「選手たちはみなこういう試合でプレイしたいと思うはずだ。選手たちは自分たちに与えられた特権だと思うだろう。だからこそベストの準備をしなくてはいけない。世界が待ちこがれる一戦だ」
英国内の報道を見ると、関心の多くはかつてユナイテッドでプレイしたクリスティアーノ・ロナウドとの対戦に集まっているようである。昨年来、ロナウドがレアルで置かれた状況に不満を漏らしたり、ファーガソンがロナウドの移籍に関してコメントを出したり、両者は何かと縁の切れない関係にある。現在、ユナイテッド出身で最高の成功者でもある彼への関心が途絶えることはない。
セビージャ戦のハットトリック後、大衆紙サンの取材に対してロナウドはこう答えている。
「ユナイテッドでは一番幸せだった。でも今は、父なるファーガソンを倒すことに必死なんだ」
同紙は記事の中で同僚のセルヒオ・ラモスのコメントも紹介している。
「ロナウドは選手として最高のときを迎えようとしている。我々は共にプレイできてラッキーだ」
一方、デイリーメイル紙は、ロナウドのコメントを紹介しながら「12月以降、彼が1点も決めていないのは3試合だけ。ユナイテッドが心配だ」と結んでいる。英メディアは全体的にいかにロナウドが好調を維持し、ユナイテッドにとって脅威となる存在かを強調している。先にエクスキューズを作ろうとしているかのようにも見えるほどだ。
ユナイテッドの現実的な懸念は、エバートン戦でMFジョーンズがふくらはぎを負傷したことがあげられる。エバートンの攻撃的MFフェライニにほぼマンマークでつくような状態でプレイしていたが、 後半には彼に削られることとなり、交代を余儀なくされた。また、CBエバンスも疲労からかけいれんを起こし途中交代している。
これにより守備陣が少々手薄になった感はあるが、ルーニーは明らかに省エネモードで戦い、ファン・ペルシーも得点を重ねた。
欧州を代表するビッグチーム同士の対戦というだけでなく、共に好調な中で迎える大一番。モウリーニョのコメントではないが、世界が待ちこがれた好試合となることが期待される。
了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
1 :SAMURAI footballers がお送りします
100%の確信はないが、何だかんだで香川は先発のような気がする
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香川出てほ
エバート
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今シーズン
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⇒ レアル戦のマンUのスタメンを予想してみる
引用元:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130212-00000307-sportiva-socc
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コメント一覧
前半はとりあえず香川ってのも無くはないのかな
接触慣れしてるマンUがバルサのプレスには無力だったし、
モウのプレスをパスでかわすために香川を置いてみるとか