吉田麻也と李忠成が所属するサウザンプトン（イングランド）は現地時間14日、李忠成がFC東京に期限付き移籍することを発表した。移籍期間はシーズンが終了する６月30日まで。

　昨年１月、広島から当時２部だったサウザンプトンに加入した李忠成は、その一カ月後に初得点を記録するなど、順調なスタートを切った。しかし、同選手は同年４月に右足人差し指を骨折する重傷を負い、そのシーズンを棒に振ると、チームがプレミア昇格を果たした今季は出番を得られず。８月のキャピタルワンカップ（リーグカップ）では復帰戦でゴールを挙げたものの、プレミアでは今季ここまで出番がなかった。

　サウザンプトンで出番を得られず、このところ日本代表からも遠ざかっている李忠成は、自身が2004年にプロ入りを果たした古巣、FC東京に復帰することを決断。なお、李はサウザンプトンの夏のプレシーズンキャンプの前に、FC東京を離れ、復帰する予定となっている。

　李忠成は今回の移籍に関して、FC東京の公式HP上で「移籍にあたって沢山悩む部分がありましたが、今、自分の中で断固たる決断をしました。やるからには、自分の持てる限りのチカラと気持ちをFC東京に注ぎ込み、チームとしても個人としても共に成長して行けるよう精進して行きたいと思いますので、どうぞFC東京の李忠成をよろしくお願いします」とコメントを発表している。

引用元：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130214-00000020-ism-socc