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ローマ対ユヴェントスの試合の前半31分、フランチェスコ・トッティはスパイクの裏でアンドレア・ピルロのひざを蹴った。かなり暴力的なファウルではあったが、ローマのキャプテンはどちらかと言えば激しい試合の勢いの中に飲まれていたのだろう。2006年ワールドカップを一緒に勝ち取った昔からの仲間を意図的に傷つけようとしたわけではない。

ピルロは治療のためしばらくピッチを離れたあと試合に戻ったが、明らかに痛みがある様子ではあった。このプレーでイエローカードを受けたトッティは、その後試合を決めるゴールを記録。ローマが栄誉を手にしたこの夜の、おそらくベストプレーヤーだった。

ホームチームが1-0の勝利というこの結果は、当然のように次のような疑問を生み出すはずだった。ユーヴェが低調なパフォーマンスで敗れ、セリエAの優勝争いの行方は再び分からなくなったと言えるのだろうか? ユーヴェにはチャンピオンズリーグとセリエAの両方で優勝を狙えるだけの選手層があるのだろうか? そして、この日のローマの見事な戦いぶりを考えれば、今季のここまでの不振にはズデネク・ゼーマンの責任がどれほどあったのだろうか?

だが実際のところ、上記のような疑問はさほど話題になっていない。サポーター同士やインターネット上、そしておそらくはイタリアの街角のバーでも、職場や学校でも、議論は一つの話題に集中していることが予想される。トッティのファウルと、それに対してイエローカード「しか」出さなかった主審の判断についてだ。

ユヴェントスのファンははっきりと次のように考えている。トッティの行為は危険かつ暴力的なものであり、ピルロに対して深刻なケガを負わせる可能性があった。一発レッドが出されるべきであり、キャプテンがいなければローマが勝つことはなかっただろう。あのようなファウルは即刻退場となるべきであり、実際にヨーロッパの他の多くのリーグではそうなっている。例えば、イングランド・プレミアリーグでは同じようなプレーで退場となった例が今季何度もあった。

対してローマサポーターは、ファウルは意図的なものではなく、トッティは単にボールを奪おうとしただけだと主張する。「イル・カピターノ」に悪意がなかったことは、その後の彼の行動を見てもはっきりしている。トッティはすぐにユーヴェのキャプテンを抱擁し、謝罪を込めて彼の頭にキスをする仕種さえ見せていたではないか。

どちらの主張にも一理あるが、ここで興味深いのは、誰もが試合全体を一つの出来事に集約しようとしている点だ。そして結局のところ、その出来事はそこまで決定的なものだったわけでもない。ピルロは他のチームメートたちと同じように疲れきった様子を見せていたが、トッティのファウルによるものではなく、3日前のグラスゴーでの勝利で消耗していたからだ。一方のローマはユーヴェよりも多くのゴールチャンスを生み出し、最終的に勝利を収めたのは妥当な結果だった。

もしトッティが退場になっていればローマにとって大きな痛手だったことは間違いない。だが1つ例を挙げれば、ほんの数週間前にユヴェントスはホームでのサンプドリア戦の60分間を11人対10人で戦いながらも、2点を奪われて逆転を許してしまった。ピッチ上の数的優位は必ずしも勝利につながるものではない。

いずれにしても、ジャンルカ・ロッキ主審の判断は、私の目には理解できるものに映った。おそらくトッティのファウルはプレーの勢いによるものであり、相手を傷つけようとする意図によるものではないと読んだのだろう。もしピルロとトッティが逆の立場で同じことが起こっていたとしても結果は変わらなかったはずだ。

イタリアの審判は、「トッププレーヤー」をジャッジする時には寛大になる傾向がある。対象が優れた人間性で知られるアスリートである場合はなおさらのことだ。トッティは「つば吐き小僧」であった日々を過ぎ、年齢を重ねてからはローマのシンボルとなるだけでなく、苦しい時期や結果が出ない時でもクラブへの愛情を失わない選手の代表格となってきた。

イタリアで「バンディエーラ(旗)」と呼ばれるそういった選手たちは、現在のビジネス的なサッカー界の中では忘れられがちな価値観を代表している。審判がそういった選手たちに好感を抱くのも不思議ではないかもしれない。

それにしても、全体的に激しく見応え十分だった試合を称えるのではなく、イタリアのサポーターの多くが些細な話題にこだわろうとしているように見えるのはなぜだろうか。サッカーそのものを楽しむ姿勢とスポーツ文化の欠如はイタリアサッカー界を悩ませる問題であり、その発展を阻害する要因ともなっている。意見が分かれるような細かい点にこだわることでスポーツを楽しむという観点が忘れられてしまい、結果としてヒステリックな言動を生むことは、イタリアのサッカーというブランドを発信する上で何のプラスにもならない。

今シーズンのプレミアリーグでも同じような(あるいはそれより酷い)事件は何度か起こってきたが、メディアもサポーターも良識に基づいてそれを受け入れ、すでに人気の高いリーグをさらに興味深いものとする魅力的なエピソードとして処理してきた。

イタリアのサポーターもメディアも、サッカーの見方を21世紀にふさわしいものに進歩させた方が良さそうだ。結果はピッチ上での90分間のプレーを通して議論されるべきものであり、個別のエピソードの一方的な解釈をもって語られるべきものではない。


文/チェーザレ・ポレンギ






1 :SAMURAI footballers がお送りします 

セリエAは好きだけどこういった話はもう何度も言われてきたよね。
イタリアの文化と国民性の問題だからそう簡単に変われるものじゃないと思う。
変わってほしいけど・・・





2 :SAMURAI footballers がお送りします 

トッティとピルロ「2002年のコリア戦を戦った絆、友情と恨みで硬く結ばれている」



5 :SAMURAI footballers がお送りします 

>>2
ピルロは日韓WCは出てないよ




3 :SAMURAI footballers がお送りします 

>年齢を重ねてからはローマのシンボルとなるだけでなく、苦しい時期や結果が出ない時でもクラブへの愛情を失わない選手の代表格となってきた。

まあそうなった後もバロテッリを蹴ってたけどね



4 :SAMURAI footballers がお送りします 

ファウルは意図的なものではなく、トッティは単にボールを奪おうとしただけ



6 :SAMURAI footballers がお送りします 

2002年に受けたファウルに比べればなんともない
そう思ってるよ



7 :SAMURAI footballers がお送りします 

いよっしゃあああああ!!!!!!!
今日も審判と相手選手を買収して楽勝楽勝!!!!!!!
ルチアーノ・モッジに八百長してもらって毎年無敗優勝だぜえー

by ハゲヅラ八百長クソ監督コンテ(逮捕・スクデット剥奪・セリエ永久追放前)(爆笑




8 :SAMURAI footballers がお送りします 

ここでも韓国がどうとか言っているバカがいる。
全然関係ないだろうが。
何でもかんでも韓国蔑視に話を持っていくのはやめてほしいね。





引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130219-00000004-goal-socc