ハビエル・サネッティ・インタビュー
(一部抜粋)
現在セリエA5位のインテル。重要な一戦となるミランとのダービーマッチを前に、”インテルのすべてを知る男”サネッティが、自らのサッカー人生とチームメイトの長友佑都について語った。
――あなたは今年40歳を迎えまずが、心身ともにセリエAや欧州のハイレベルな舞台で戦える状態にあります。チーム練習以外で、例えば個人的にトレーニングしたり、何かこだわりをもって体を鍛えているなどありますか?
「それがヒミツは何もないんだ。生まれ持った体質がこの体をくれたんだろうね。両親に感謝しているよ。だけど、然るべきことはきちんとやっている。それが見返りをくれるんだ。例えばバカンスの間も、僕はトレーニングを怠らない。それから気の持ちようも大切だよ。僕は1日のどんな瞬間も楽しもうとしている。朝起きて子供たちを学校へ送る時も、ピネティーナで練習している時も、娘に宿題をやらせる時も、息子とサッカーをしている時も……どんな時もね。今はうちの3番目の子(去年5月に誕生)のために僕らは大忙しなんだけど、その分、喜びもたくさんもらっている。そういう普通の生活をしているだけで、つまり特に変わったことはしてないんだよ」
――試合や練習、チームメイトへのケア、ファンとのつながり、メディア対応だけでなくプピ財団のような慈善活動にも全力で取り組むあなたを長友はとても尊敬しています。彼についてひと言いただけますか?
「ユウトはファンタスティックだよ。彼とは気心が合って、よく一緒にいるんだ。日本人がそうであるようにユウトも礼儀正しくて、周囲に敬意を払っていて、助けが必要な人への協力を惜しまない。それに物事に動じなくて、ピッチでも普段の生活でもフェアだ。ちょっと僕と同じタイプだよね。それとユウトは日本とすごく結びついている。今、彼はイタリアにいるわけだけど、根っこはあっち(日本)にあるって感じかな。それがゴールの後でお辞儀のパフォーマンスを取り入れた理由のひとつでもあるんだ。あれは日本へ捧げるパフォーマンスなんだよ。僕にとってユウトは日本の文化とは何たるかを体現する存在なんだ」
――彼は日本のどんなことをあなたに話しているのか、差し支えない範囲で教えてもらえますか?
「ユウトはすごく明るく陽気で、日本のいろんなことをたくさん話してくれる。日本の習慣や生活、そしてサッカーがどんなものなのか、何時間も話しているよ。一番強く印象に残っていることといえば、一昨年の震災の時のこと。あの時、僕らは合宿で一緒にいたんだけど、ユウトはものすごく動揺していた。何をしていいのかわからない様子だった。とにかく何とか電話をかけて状況を理解しようとしていて、どうなっているのか知るために必死だった。そんな彼を見ていて僕も辛くなった。彼が苦しんでいるのに僕は何もしてあげられない。だから僕はなるべく彼の傍にいようした。あの時のことが、彼がいかに日本の人たちを大切にしているのかを僕に深く理解させることになった」
ティツィアーナ・カイラーティ●文 text by Tiziana Cairati
内海浩子●翻訳 text by Uchiumi Hiroko
記事全文 ⇒ http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130224-00000308-sportiva-socc
(一部抜粋)
現在セリエA5位のインテル。重要な一戦となるミランとのダービーマッチを前に、”インテルのすべてを知る男”サネッティが、自らのサッカー人生とチームメイトの長友佑都について語った。
――あなたは今年40歳を迎えまずが、心身ともにセリエAや欧州のハイレベルな舞台で戦える状態にあります。チーム練習以外で、例えば個人的にトレーニングしたり、何かこだわりをもって体を鍛えているなどありますか?
「それがヒミツは何もないんだ。生まれ持った体質がこの体をくれたんだろうね。両親に感謝しているよ。だけど、然るべきことはきちんとやっている。それが見返りをくれるんだ。例えばバカンスの間も、僕はトレーニングを怠らない。それから気の持ちようも大切だよ。僕は1日のどんな瞬間も楽しもうとしている。朝起きて子供たちを学校へ送る時も、ピネティーナで練習している時も、娘に宿題をやらせる時も、息子とサッカーをしている時も……どんな時もね。今はうちの3番目の子(去年5月に誕生)のために僕らは大忙しなんだけど、その分、喜びもたくさんもらっている。そういう普通の生活をしているだけで、つまり特に変わったことはしてないんだよ」
――試合や練習、チームメイトへのケア、ファンとのつながり、メディア対応だけでなくプピ財団のような慈善活動にも全力で取り組むあなたを長友はとても尊敬しています。彼についてひと言いただけますか?
「ユウトはファンタスティックだよ。彼とは気心が合って、よく一緒にいるんだ。日本人がそうであるようにユウトも礼儀正しくて、周囲に敬意を払っていて、助けが必要な人への協力を惜しまない。それに物事に動じなくて、ピッチでも普段の生活でもフェアだ。ちょっと僕と同じタイプだよね。それとユウトは日本とすごく結びついている。今、彼はイタリアにいるわけだけど、根っこはあっち(日本)にあるって感じかな。それがゴールの後でお辞儀のパフォーマンスを取り入れた理由のひとつでもあるんだ。あれは日本へ捧げるパフォーマンスなんだよ。僕にとってユウトは日本の文化とは何たるかを体現する存在なんだ」
――彼は日本のどんなことをあなたに話しているのか、差し支えない範囲で教えてもらえますか?
「ユウトはすごく明るく陽気で、日本のいろんなことをたくさん話してくれる。日本の習慣や生活、そしてサッカーがどんなものなのか、何時間も話しているよ。一番強く印象に残っていることといえば、一昨年の震災の時のこと。あの時、僕らは合宿で一緒にいたんだけど、ユウトはものすごく動揺していた。何をしていいのかわからない様子だった。とにかく何とか電話をかけて状況を理解しようとしていて、どうなっているのか知るために必死だった。そんな彼を見ていて僕も辛くなった。彼が苦しんでいるのに僕は何もしてあげられない。だから僕はなるべく彼の傍にいようした。あの時のことが、彼がいかに日本の人たちを大切にしているのかを僕に深く理解させることになった」
ティツィアーナ・カイラーティ●文 text by Tiziana Cairati
内海浩子●翻訳 text by Uchiumi Hiroko
記事全文 ⇒ http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130224-00000308-sportiva-socc
1 :SAMURAI footballers がお送りします
サネッティすごい(^^)
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サネッティいい人。
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サネッティもすげーよなぁ
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サネッティは素晴らしい人物だしそれを引き出すインタビューもいいね
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学ぶべきものがたくさんありました。
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面白かった、サネッティ△
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相手を尊敬できるって素晴らしい。
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何にをやっていても一流の人の意識は高い。
9 :SAMURAI footballers がお送りします
こんな選手が最後までいるクラブを応援したいな、とスペインの方角へ叫んでみる。
10 :SAMURAI footballers がお送りします
サネッティ素晴らしすぎる。プレーは勿論、人間としても一流。
11 :SAMURAI footballers がお送りします
サネッティの素晴らしさ、見習わないと
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サネッティがユウトのことを語ったわけではなく、数ある質問の中のひとつのユウトのことについて答えただけ。でも嬉しい。
引用元:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130224-00000308-sportiva-socc
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