サッカーニュースを中心としたまとめ


2013年03月24日

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■カナダの戦い方にはめられた日本

 カナダ代表を相手に前半から苦しめられた日本だが、カウンターから岡崎のゴールで先制点を奪った。CKからのヘッドで同点とされたものの、後半の途中からチャンスを増やして、酒井高のクロスをゴール前で香川が触り、ファーのハーフナーが蹴り込む形で勝ち越し、2-1で勝利をおさめた。

(一部抜粋)

 ただ、試合内容としてはヨルダン戦に向けての課題が出た。

 “本田が不在”という状況の中で「フィジカルが強く、球際も激しく来ていた」(ザッケローニ監督)相手に対する、いくつか戦術的な課題が浮かび上がった試合でもあった。

 特に前半はカナダの高い位置からコンパクトにプレッシャーをかけ、ボールを持てば中盤から何度かパスを交換してから3トップにロングボールを当てる戦い方にはめられた。

 後手に回った日本はザッケローニ監督の言う“リズムが良く回転数の高い攻撃”ができなかった。その流れに飲まれ、本田に代わりトップ下で先発した香川も存在をほぼ消されてしまったのだ。

■問題があった乾と前田の動きの質

 その状況を改善するにはもちろん、攻撃のリズムを良くして日本が主導権を取ることが求められる。そのためには組織的な守備が機能することも重要事項だが、攻撃では2列目の選手、特にトップ下の香川が前を向いてボールを持つことが必要だ。しかし、この試合では両ウィングの乾と岡崎が“ワイドに張る”という基本の約束事に縛られ、香川とテンポ良くパスを交換できる距離感を作れなかった。

 乾は全体のリズムが悪い中でもボールを持てばサイドで積極的に仕掛け、相手DFラインの裏に飛び出してラストパスを受ける意識も高かった。さらに守備面でも対面する右サイドバックのレジャーウッドをしっかりマークして、ウィングのサポートをさせなかったことはザッケローニ監督の評価を上げたと考えられる。

 ただし、中央寄りで相手の守備を引き付けて香川のマークをはがすといった気の利いたプレーは不十分で、ある意味個人として危険なだけになってしまった。右ウィングの岡崎はそもそも中盤で起点になるタイプではないため、香川や遠藤のところでタメができないと消えてしまう傾向は強い。そうした中でも得意の裏に走る動きで相手のDFラインを下げ、香川や遠藤のプレーエリアを広げる工夫はもっとほしかった。

 1トップの前田が体格で上回る2人のセンターバックに“潰された”ことも、日本の攻撃リズムを作る意味で痛かった。「攻撃に深みをもたらすこと」を1トップの重要な仕事と認識する前田だけに、前線でボールをおさめてキープすることが難しいと分かった時点で、一度オフサイドラインに出てから引くなど、もっとオフ・ザ・ボールの動きで揺さぶっても良かったかもしれない。

 そうしたボールを前線から引き出すことで、自分は十分な状態でボールを触れなくても、2列目に前を向かせ、そこからゴール前でフィニッシュに絡む流れに持ち込めたのではないか。

■ヨルダン戦へ向けて得た収穫とは

 前田に代わり1トップに投入されたハーフナーは裏を突く動きを交え、ロングパスを巡ってはセンターバックに対して粘り強く競り合い、時にバランスを崩しながらもボールをつないだ。

 そして左ウィングに移った香川は後ろからの縦パスを引き出しながら、中村憲と近い距離で相手のプレッシャーを分散したことで、連動性のある攻撃も見られる様になり、それにより左サイドバックの酒井高も本来の中盤を追い越す動きが出てきた。

 本田の日本代表における大きな役割が、相手のプレッシャーを集めて周囲にスペースと時間を与えることであり、それが機能することで本人の決定的なプレーにつなげているのだ。

 しかし、現在の日本代表に他に個人でそうした働きができる選手はいない以上、全員で相手のプレッシャーを引き付け、分散させながらリズムを良くしていく必要がある。「カウンターの力を持ってるし、個々の力も能力のある」と岡崎は語る。

 ヨルダンを相手に少なくともカナダ戦の後半、願わくはそれ以上のリズムで立ち上がり、主導権を握りながらチャンスを作り、ものにしていってほしい。

河治良幸

記事全文 ⇒ http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130323-00000003-footballc-socc





1 :SAMURAI footballers がお送りします 

ケンゴは良かったぞ~!(^^)v 




2 :SAMURAI footballers がお送りします 

本番、頼みます。 『敗れて、敗れざる者』




3 :SAMURAI footballers がお送りします 

中村憲剛は、wikipediaによると、ウイイレをやるらしい
誰を日本代表で使うのだろうか(=_=)




4 :SAMURAI footballers がお送りします 

今季0勝3敗1分のフロンターレ。なんだか唯一の希望の様になってしまっている憲剛。WCを決める試合に縁がある。でもフロンターレ史上最強と言われた08年と同じスタートなんだから!へこまないで頑張れ!!




5 :SAMURAI footballers がお送りします 

ケンゴ次はスタメンだー




6 :SAMURAI footballers がお送りします 

中村憲剛はトップ下にあっていると思います。FWとしてのトップ下よりパサーとしての方が日本サッカーに合うかと......裏へ飛び出すことができる選手が多いし、うまくスペースを作る選手たちだと思います。1トップはハーフナーでも面白いと思います。




7 :SAMURAI footballers がお送りします 

ヨルダン戦はスタメンだーーー














この記事へのコメント

コメント一覧

    • 1. さすらいのSAMURAI footballer さん
    • 2013年03月24日 19:18
    •  ID:on3Lw7n.0
    • 遠藤とケンゴのパスセンスは日本の中じゃ異次元だよな
      テレビの画面で見ててもそこかよって思うところに通しちゃうし
    • 2. さすらいのSAMURAI footballer さん
    • 2013年03月25日 01:09
    •  ID:yrhxVdG80
    • パスもサッカーセンスも抜群だけど
      紙フィジカルだから通用しなさそうだな
    • 3. さすらいのSAMURAI footballer さん
    • 2013年03月25日 15:31
    •  ID:Lv6AnBV90
    • ※2
      そうなんだよね、憲剛ってパスセンスもサッカー脳もあるけど、ホントに強い相手だと、
      リズムどころか効果的な位置でボールに触れる事すら全く出来なくなって試合から消える。
      ま、アジア相手なら憲剛でも良いんだろうけど、
      本大会で使えるかというのは大きな疑問があるわな。
      ザック的には、選択肢が無いので仕方なく憲剛を使ってる感じ。
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