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ブラジルW杯まで431日

『ザックジャパンの完成度』







ブラジルW杯アジア最終予選のヨルダン戦、後半26分の内田篤人のプレイは、2点のビハインドから1点差に詰め寄っていた日本の勢いをさらに加速させるものだった。最終ラインから同サイドの清武弘嗣にくさびのパスが入った瞬間、内田は一気に加速。絶妙なタイミングで清武からのスルーパスを受け、敵DFの反則を誘ってPKを奪ったのである。


「清武が右サイドに移ってから(攻撃の)リズムが出始めていたんで、ちょっと前に出て行こうと思っていた矢先だった。(相手の足が)自分の足にはかかっていないけど、(笛を)吹いてくれればラッキーだと思った。ペナルティーエリア内で、あのタイミングでスライディングしてきた相手が悪いと思うんで、まあ、PKなんじゃないかな」

 内田は、淡々とそう振り返った。結局、PK自体は遠藤保仁が外して、日本は1-2で敗れたが、”ここぞ”というポイントをとらえた内田の判断はさすがだった。それは、これまでに培ってきた経験あったからこそ生まれたプレイだった。

 ちょうど4年前の南アフリカW杯アジア最終予選。ずっと主力としてプレイしてきた内田だったが、W杯出場を決める大一番のウズベキスタン戦では、風邪のために出場できなかった。その後、本大会も直前でレギュラーの座を奪われ、W杯のピッチには一度も立つことなく、大会を終えた。

 あれから4年が経過した今、内田はブンデスリーガのシャルケでプレイするようになり、今季はチャンピオンズリーグでも奮闘した。日本代表、そして所属クラブで数多くの国際経験を重ね、当時とは比較にならないほどのプレイヤーに成長した。

(続く)


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image「確かに(今の自分は)4年前とは違うね。今回のヨルダン戦も、W杯出場が決まるという試合だから、みんな、すごく注目しているのはわかるけど、自分にとっては、ヨルダンで1試合やるっていうだけのこと。そういうふうに思えるようになったのは、大きいと思うよ。変な話、今回と同じぐらいの大事な試合は、これまでに何試合もしてきているからね」

(一部抜粋)

 ヨルダンに勝っていれば、前回同様、W杯出場を世界最速で決められた。それは、ある意味、アジアで突出した存在になりつつあることを示している。そのアジアでの日本の立ち位置を、内田はどう捉えているのだろうか。

「前回のW杯予選は、勝ったり負けたりして(予選を突破するのは)ギリギリかなって感じだったけど、今は2位に大差をつけて、アジアでW杯出場を最も早く決める試合をやれるようになった。それは、進歩している証拠でしょ。アジアカップで優勝して、世界相手にも、トップではないけど、いやらしいゲームをしてくるチームとたくさん試合をしてきた。そういう積み重ねがあって、韓国に対してとか、アジアでは普通に勝てるようになってきた。だから、アジアの中では、成長してきたなかなって思うけど……、世界との差はまだあるなって思っている」

image 昨年、日本は欧州遠征でフランス、ブラジルと戦った。世界における日本の現状の力を推し量る試合で、内田は何を感じたのだろうか。

「ぶっちゃけ言うと、(南アフリカW杯以降)日本が世界レベルのチームとやったのは、あの2試合だけ。あとは、そんなに強いところとはやってないじゃないですか。だから、日本の本当の力が(世界の中で)どのくらいか、正直わからない。また、(所属クラブで)チャンピオンズリーグで戦ったりしていると、W杯に出場できない国の選手でもうまいやつがたくさんいるし、こいつが代表にも入れないのかよっていう選手がすごくいるんだよね。シャルケにだって、ブラジル人のバストスとか、スペイン人のヒメネスとか、めちゃくちゃうまい選手がいる。そういう選手が、代表にかすりもしない。そんな世界を感じれば、感じるほど、日本と世界の差はあるなって思うし、日本はもっと強くならないといけないなって思う」

 世界には代表に入れなくても、能力のある選手がゴロゴロしている。それを日頃から目の当たりにしている内田は、日本と世界との差を事あるごとに痛感。代表チームの完成度については、まだまだ不満を感じている。日本代表にも海外組が増え、ビッククラブに所属する香川真司や長友佑都のような選手も出てきたが、その層は決して厚くない。実際、本田圭佑と長友という戦力を欠いたヨルダン戦で、日本は敗れた。内田は、特定の選手の有無によって力が落ちる、日本の現状を危惧しているのだ。

「ヨルダン戦に負けたのは、本田さんや長友さんがいないせいだって言われても仕方ないよね。負けたら(周りの評価も)そうなるでしょ。それが(敗戦の)理由なら話は楽だろうしね。基本的にチームは、誰か違う選手が入っても、少し特徴が変わるだけで、約束事は変わらない。誰が出ても、常に結果を出せるようにしていかないと。そういう力がないと、本当に力があるとは言えないからね」

 真の世界レベルを肌で感じている数少ない選手である内田は、日本がこれからさらに強くなっていくためには、何が必要だと考えているのだろうか。

「やっぱり強い国と、それもアウェーでの試合経験を積むことでしょ。個人としてガチンコ勝負で国際経験を積むことを考えたら、チャンピオンズリーグや欧州リーグに出ることだろうね。これは、すごい経験になる。で、ちょっと思ったんだけど、日本代表が(ドイツで)シャルケやドルトムントと試合してもいいと思うんだよね。原さん(博実・技術委員長)が言うには、昔はそういう試合をやっていたっていうし、今の代表もドイツに来てクラブチームと対戦してもいいと思う。そうやって、代表チームとして世界レベルの経験値を上げていくことも大事なんじゃないかな」

image W杯最終予選の次なる戦いは、6月4日、ホームでオ-ストラリアと対戦する。勝つか引き分ければ、5大会連続のW杯出場を決めることになる。

「ヨルダンに勝てればよかったけどね。でも、負けても日本はまだ首位にいるわけだし、落ち込む必要はまったくない。6月の試合に向けて、それぞれ所属チームに帰って、優勝を狙えるクラブにいる選手は優勝して、その経験とそこで得た自信を持って、日本代表にまた戻ってくればいい。そして、ホームでW杯出場を決めればいいでしょ」

 厳しい国際経験が個人の質を上げる――。身をもってそのことを感じている内田にとって、シャルケでチャンピオンズリーグ圏内を目指す戦いは、さらに自分を高みへと押し上げてくれるステップになる。そうした経験を、ひとつひとつ積み重ねていくことで、ブラジルの舞台が見えてくると、内田は信じている。

text by Sato Shun

記事全文
 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130407-00000306-sportiva-socc



1 :SAMURAI footballers がお送りします

日本代表、所属クラブで国際経験を積み重ねて、着実に進化している内田篤人



2 :SAMURAI footballers がお送りします

サッカー日本代表の内田篤人選手は、負けた試合でも他の選手とは違って、インタビューにしっかり答えてくれるらしい。 40分も、なかなか答えられないよね!



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やはりトップの選手はすごい



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確かに代表はクラブチームと試合するのはいい!!これは名案!



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語り方とか表現が好き…(*´艸`)



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いいぞ!!うっちーッ!



7 :SAMURAI footballers がお送りします

海外に出ていき活躍する選手は多くなったけど、もっとJリーグで結果を出している人にはチャンスを与え底上げを図るべき



8 :SAMURAI footballers がお送りします

内田の進化と成長は頼もしい!



9 :SAMURAI footballers がお送りします

ほんといろんな国とかクラブとかとやって、世界レベルを経験してほしいね(^o^)



10 :SAMURAI footballers がお送りします

代表がシャルケやドルと対戦したらゼッタイ観に行きたいwww