前節は出番がなかった長友だが、この日は先発に復帰。定位置左サイドハーフを務めると、6分に幸先の良い先制ゴールをお膳立てした。左サイドのライン際、右に持ち出した長友は、素早く中を確認して右足でクロス。FWマウロ・イカルディが最高のタイミングで飛び込んだ。長友は「動きのタイミングがすごく合った。練習どおりです」と振り返る。
しかし、セットプレーでピンチが出てきたインテルは、次第に相手に押し込まれる場面も増えていった。35分には、長友が失点に絡む。自陣左サイドの深い位置で、長友はギオルギ・ガリクスに突破を許した。
このシーンについて長友は、「相手が1年に1回あるかないかのターンをした。股を狙っていたのかは分からないけど、相手をほめるしかない」と舌を巻く。ペナルティーエリアに入るまで、多少の余裕はあった。決定機になる前にファウルで止めるという選択肢については「それもあったんですけどね。ファウルじゃなくても大丈夫かなという感覚だった」とのことだ。
全体を通して見れば、インテルはボールを支配していた。チャンスの数も相手よりは多かった。しかし、これで4試合勝利なし。長友は「これだけボールをキープして、チャンスをつくっても勝てない。(相手に)少ないチャンスを物にされている。そんなに悪いパフォーマンスじゃないと思う。こういう年もあると割り切るしかない」と、苦笑いを浮かべるしかなかった。
「こういう年」だろうと、やはりクラブとして、最低でもヨーロッパリーグ出場権は手にしなければならない。4位フィオレンティーナとともに調子を落としている間に、後続の足音が聞こえてきた。「やっていることは間違っていない」と確信する長友は、残り試合で「勝ち点を稼ぎ続けるしかない」と意欲。次節、敵地でのサンプドリア戦で5試合ぶりの歓喜を目指す。
(C)Goal.com
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長友佑都タッチ集
ガゼッタ評価
イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は同試合の採点を発表。長友には低評価となる「5」(最高点10、最低点1)を付けた。
同紙は、「(マウロ)イカルディへのアシストはOK。それから、(ボローニャMF)ギョルギ・ガリッチを捕まえきれなかったのは、もう半分のアシスト。しかし、これはボローニャの得点だった」と寸評。先制点のアシストを評価する一方、1失点目の際、ガリッチにドリブルで突破されたことに苦言を呈している。
同試合の最高点はインテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディとボローニャのギリシャ代表FWラザロス・フリストドゥロプーロスに与えられた「7.5」。最低点はインテルのアルゼンチン代表MFリカルド・アルバレスとイタリア人DFダニーロ・ダンブロジオについた「4.5」となった。
SOCCER KING http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140406-00180250-soccerk-socc
同紙は、「(マウロ)イカルディへのアシストはOK。それから、(ボローニャMF)ギョルギ・ガリッチを捕まえきれなかったのは、もう半分のアシスト。しかし、これはボローニャの得点だった」と寸評。先制点のアシストを評価する一方、1失点目の際、ガリッチにドリブルで突破されたことに苦言を呈している。
同試合の最高点はインテルのアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディとボローニャのギリシャ代表FWラザロス・フリストドゥロプーロスに与えられた「7.5」。最低点はインテルのアルゼンチン代表MFリカルド・アルバレスとイタリア人DFダニーロ・ダンブロジオについた「4.5」となった。
SOCCER KING http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140406-00180250-soccerk-socc
この記事へのコメント
コメント一覧
GKが弾いたボールをクリアしきれなかった選手にも。
もう少し周りのフォローが欲しかった。長友なら抜かれないと思ったのか?