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「ギリシャ戦は決勝のようだ」

 19日(日本時間20日午前7時開始)にブラジルワールドカップ1次リーグ第2戦ギリシャ戦を迎える日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督について、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「教師から罪人へ ザック背水の陣」という見出しで決戦を特集している。


http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140619-00010008-soccermzw-socc

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 15日の初戦コートジボワール戦で逆転負けを喫した指揮官が次戦敗北なら1次リーグ敗退の危機に直面する状況を厳しい論調で報じている。

「コートジボワール戦(2-1負け)で批判と疑問が突き刺さる。そして、評判も落ちた。5大会目のワールドカップとなる日本はナタルで初めて勝利を収めるか、もしくは帰国の途につくリスクもある。ギリシャ戦は決勝のようだ」

 窮地の“教師”を支える愛弟子の言葉も紹介している。代表145試合出場のMF遠藤保仁は「4年一緒に仕事をしている。彼の言いたいことはもうわかる。僕たちはイタリア語は話せないけど、通訳を通じて話ができる。彼のジェスチャーでも理解できる。スピードを上げるには手を速く振り、コンパクトにするためにはまた他のジェスチャーがある。いつも同じ動きだから、4年もすればほとんど完璧に分かり合える」と言葉を超えた、意思疎通の存在を明らかにしている。

 インテルで活躍する長友佑都はもっと深い相互理解が存在するという。「僕とは直接イタリア語で話をする」とコメント。2010年8月にチェゼーナに移籍し、日本にアジアカップ優勝をもたらしたDFは、コートジボワール戦でドログバに突破され、日本の守備に衝撃を、そして監督にも打撃を与えたと報じられているが、長友本人は楽観しているという。

「初戦の負けはもう過ぎたこと、前を観る必要がある」。ダイナモはギリシャ戦の勝利だけを信じているようだ。

 ワールドカップ優勝経験を持つイタリアメディアだからこそ、1次リーグ敗退の意味を深く噛み締めるのだろう。イタリアも前回の南アフリカW杯では1次リーグ敗退という挫折を味わった。この4年間、日本を率いた知的な“教師”は責任を問われる立場へと転落するのか……。 “背水の陣”の指揮官、そして、青き戦士の戦いぶりを世界も注目している。




【ガゼッタ紙 先発予想】
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負けられないギリシャ戦 日本の勝機は「ギリシャにないストロングポイント」 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140619-00010005-soccermzw-socc

衝撃的な敗戦から4日。ギリシャ戦は日本がグループリーグを勝ち抜くために“絶対に負けられない試合”となった。ギリシャ戦で勝ち点0に終わるようだと、その時点で予選敗退の可能性がある。

 コートジボワール戦は立ち上がりからコートジボワールに主導権を握られ、“自分たちのサッカー”をやらせてもらえなかった。敗戦以上に、内容が選手たちに与えたショックは大きかった。ショックを取り除くために、ザッケローニ監督は「忘れよう」と伝えたという。

「(コートジボワール戦とは)全く違う試合だということを認識しなければいけない。初戦で何をすべきだったか、何をすべきでなかったのかを選手たちに伝えた上で、初戦のことは『忘れよう』と言いました。違うチーム、違う試合として臨まなくてはいけない」

 指揮官の隣に座った長谷部がザッケローニ監督の言葉を裏付ける。

「コートジボワール戦ではアグレッシブな試合ができたかといえば、そうじゃなかった。ギリシャ戦はアグレッシブに戦いたい。どういうサッカーをしなければいけないかを考えながら準備してきました」 
 


平均身長184センチのギリシャに対抗する術


 ギリシャとのマッチアップで最大の焦点となるのが「高さ対策」だ。ギリシャの平均身長は184センチで、178センチの日本より6センチも高い。長谷部も「空中戦ではギリシャのほうが上」と認めつつも、「そこをやらさないためにいろいろな対策をしている」と自信を見せた。

「ギリシャにとって高さがストロングポイント。でも、日本にはギリシャにはないストロングポイントがある。そこで勝負できればと思っている」

 コートジボワール戦では日本のストロングポイントである「高い位置からのプレス」と「スピードに乗ったパス回し」を封じられ、相手のストロングポイントばかりが目立つ展開となってしまった。もちろん、ギリシャ戦で同じことになってはいけない。

「これまで我々がやってきた素晴らしい試合を、明日も出せれば必ず良い結果になる」

 ザッケローニ監督の自信は揺らいではいないようだった。