引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1439608026
1: 2015/08/15(土) 12:07:06.01 ID:???*.net
もっと中盤を経由して攻めるチームであれば中田の存在感も…。
2001年の西澤明訓のボルトンへの移籍を皮切りに、これまで5人の日本人アタッカーがプレミアリーグに足を踏み入れたが、いずれも「サッカーの母国」で苦悩を味わった。
彼らはなぜ、イングランドで満足な結果を残せなかったのか。
新たな挑戦者、岡崎慎司が成功を収めるために必要なものとは――。
――◆――◆――
成績はともかく日本のワールドカップ出場が当たり前となった昨今、日本人選手の印象を英国人に尋ねると、
「巧い」と答える人は少なくない。一方、「弱い」という返答も多く聞かれる。
プレミアリーグで主力に定着した日本人がひとりもいない事実を「フィジカル不足」のひと言で片付けるつもりはない。
しかし、「強さ」が必要条件であることは間違いないだろう。
それは、サウサンプトンで定位置確保に苦戦する吉田麻也のようなDFのみならず、今夏にレスター入りした岡崎慎司のようなアタッカーにも当てはまる。
2001年に、和製FWとしてプレミア挑戦の先陣を切った西澤明訓は、ポストプレーやボールキープもこなせるストライカーのはずだった。
にもかかわらず、ボルトンでの出場はカップ戦3試合のみ。
翌年、サム・アラダイス監督に、正味半年強の短期間で去った西澤の感想を訊いてみると「レイジー(怠慢)」のひと言で片付けられた。
本当に能力以前にサッカーへの姿勢を疑問視されていたのだとすれば、短期間で終わるべくして終わった挑戦だったのかもしれない。
そのアラダイスが06年夏、ボルトン移籍翌年での引退を惜しんだ日本人が中田英寿だった。
リーグ戦21試合で1得点という数字はインパクトに欠けるが、プレミアでの2年目が実現せず残念がっていたのは、イングランドの記者陣も同様だった。
ミックスゾーンでの英語力ではなく、ピッチ上での「強度」が十分なレベルにあったが故の反応だ。
確かなテクニックと優れたビジョンを持っていても、パスやシュートを放つ前に潰されてしまってはどうしようもない。
「思ってもいないところに足が出てくる」と言っていたのは、稲本潤一だ。
アーセン・ヴェンゲル監督に呼ばれたアーセナルでは戦力になれなかったものの、2部リーグ時代を含む4年間をイングランドで過ごした。
このボランチでさえ感じた体格差があるうえに、速く激しく身体を寄せてくる敵のプレッシャー下でボールを捌くことは容易ではない。
その点、中田にはプレミア標準以下の体格を補える体幹の強さがあった。味方が信頼してボールを預けられるMFだったのだ。
ボルトン移籍前の話だが、01年3月に水浸しのサンドニのピッチで日本がフランスに大敗した試合を観戦したヴェンゲル監督が、
「日本はひとりだけレベルが違っていたね」と中田を評した言葉が思い出される。
アラダイスのボルトンが、もっと中盤を経由して攻めるチームであれば中田の存在感も増していたはずだ。
香川には信頼を勝ち得るだけの「強さ」がなかった。
一方、12年に中田以上の期待を背にプレミア入りした香川真司は、マンチェスター・ユナイテッドで信頼を勝ち得るだけの「強さ」を持っていなかった。
怪我や監督交代の不運はあった。13年夏に就任したデイビッド・モイーズは、前監督のサー・アレックス・ファーガソンが
「アタッキングサードで違いを生み出せる」として獲得した香川に、守備の貢献も要求する指揮官だった。
とはいえ、当人が攻守両面で「弱さ」を見せた感は否めない。苦手の守備に加え、簡単にボールを失う場面がしばしば見られたのだ。
CL8強入りを懸けた14年3月のオリンピアコス戦。持ち味は似ているが格上のファン・マヌエル・マタが出場できなかった試合で、
香川を差し置いて「馬力」のあるダニー・ウェルベックとアントニオ・バレンシアが前線のサポート役を任された人選が、マンチェスター・Uにおける日本人プレーメーカーの「敗因」を物語る。
当時の香川について、英国人記者界の要人ヘンリー・ウィンター(テレグラフ紙)は、「ルーニーに遠慮しているように見える」と言っていた。
ライバルに勝るとも劣らぬ攻撃センスを持っているのだから、出場機会を得たら相手が誰だろうと怒鳴り声を上げてでもボールを要求すべきだというのだ。
気を遣う日本人気質が裏目に出たとも言えるが、プレミアのピッチで日本人の殻を破るには「強引さ」も必要なのだろう。
李忠成と宮市亮に関しては、怪我という同情の余地がある。李は2年目の長期欠場による出遅れが、サウサンプトンのプレミア昇格に伴う戦力補強と重なった。
宮市はアーセナルからレンタル移籍中だったウィガンで、4か月ぶりにカップ戦で戦列復帰しながら再び負傷し、長期の戦線離脱となった。
だが、その前後にも身体が悲鳴を上げ続けていた宮市に対し、李は2部時代にレギュラーの座に近づける立場にあった。しかし、それをモノにできなかった。
例えば、1点差で敗れた12年2月のFAカップの試合で、GKとの1対1という決定機でシュートは枠を外れた。
移籍3試合目では酷なようだが、周りから半信半疑の目で見られがちなアジア人選手であればなおさら、貴重なチャンスを逃さない「勝負強さ」が求められる。
岡崎よ、強くあれ!
今シーズン、新たなチャレンジャーとなった岡崎も同様だ。
レスター移籍の現地報道は「タイ人オーナーがアジア人選手を希望」という一節を伴うものだった。
イングランドの人々は、岡崎がプレーしたブンデスリーガを、「格下リーグ」とみなしてもいる。
マインツでの二桁得点という実績は忘れ、一から挑戦するぐらいの覚悟が必要だろう。
幸い、エリートとしてプロの道を歩んできたわけではない岡崎はひたむきな選手。
その一例でもあるパーソナルトレーナーとの鍛錬では、プレミアでの成果が楽しみな「倒れにくい走り方」にも取り組んできたという。
マインツでの1トップ経験により、マークを外す巧妙な動きには磨きが掛かり、わざと身体をぶつけてスペースを作るような狡猾さも体得しているようだ。
シュートを外してもゴールを狙い続ける、いい意味でのふてぶてしさも持っている。
無論、レベルアップは必要だ。相手チームが敢えてボールを持たせてくれる試合は滅多になく、攻守が激しく入れ替わる。
ウインターブレイクもなく、ハードな戦いが続くシーズンを乗り切るには、これまで以上に心身両面で「タフ」でなければならない。
開幕戦から、単なる好印象だけではなく具体的な結果を残してもらいたい。
プレミアでも認められた中田の欧州でのキャリアが、ペルージャ(イタリア)での開幕戦2ゴールに始まったように――。
雨天のピッチで、パスに走り込みながらニアサイドを撃ち抜き、バランスを崩さずにボレーを蹴り込んだ中田の2ゴールに見られた、身体と心の芯、そして運の強さ。
岡崎よ、強くあれ!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150815-00010003-sdigestw-socc
SOCCER DIGEST Web
2001年の西澤明訓のボルトンへの移籍を皮切りに、これまで5人の日本人アタッカーがプレミアリーグに足を踏み入れたが、いずれも「サッカーの母国」で苦悩を味わった。
彼らはなぜ、イングランドで満足な結果を残せなかったのか。
新たな挑戦者、岡崎慎司が成功を収めるために必要なものとは――。
――◆――◆――
成績はともかく日本のワールドカップ出場が当たり前となった昨今、日本人選手の印象を英国人に尋ねると、
「巧い」と答える人は少なくない。一方、「弱い」という返答も多く聞かれる。
プレミアリーグで主力に定着した日本人がひとりもいない事実を「フィジカル不足」のひと言で片付けるつもりはない。
しかし、「強さ」が必要条件であることは間違いないだろう。
それは、サウサンプトンで定位置確保に苦戦する吉田麻也のようなDFのみならず、今夏にレスター入りした岡崎慎司のようなアタッカーにも当てはまる。
2001年に、和製FWとしてプレミア挑戦の先陣を切った西澤明訓は、ポストプレーやボールキープもこなせるストライカーのはずだった。
にもかかわらず、ボルトンでの出場はカップ戦3試合のみ。
翌年、サム・アラダイス監督に、正味半年強の短期間で去った西澤の感想を訊いてみると「レイジー(怠慢)」のひと言で片付けられた。
本当に能力以前にサッカーへの姿勢を疑問視されていたのだとすれば、短期間で終わるべくして終わった挑戦だったのかもしれない。
そのアラダイスが06年夏、ボルトン移籍翌年での引退を惜しんだ日本人が中田英寿だった。
リーグ戦21試合で1得点という数字はインパクトに欠けるが、プレミアでの2年目が実現せず残念がっていたのは、イングランドの記者陣も同様だった。
ミックスゾーンでの英語力ではなく、ピッチ上での「強度」が十分なレベルにあったが故の反応だ。
確かなテクニックと優れたビジョンを持っていても、パスやシュートを放つ前に潰されてしまってはどうしようもない。
「思ってもいないところに足が出てくる」と言っていたのは、稲本潤一だ。
アーセン・ヴェンゲル監督に呼ばれたアーセナルでは戦力になれなかったものの、2部リーグ時代を含む4年間をイングランドで過ごした。
このボランチでさえ感じた体格差があるうえに、速く激しく身体を寄せてくる敵のプレッシャー下でボールを捌くことは容易ではない。
その点、中田にはプレミア標準以下の体格を補える体幹の強さがあった。味方が信頼してボールを預けられるMFだったのだ。
ボルトン移籍前の話だが、01年3月に水浸しのサンドニのピッチで日本がフランスに大敗した試合を観戦したヴェンゲル監督が、
「日本はひとりだけレベルが違っていたね」と中田を評した言葉が思い出される。
アラダイスのボルトンが、もっと中盤を経由して攻めるチームであれば中田の存在感も増していたはずだ。
香川には信頼を勝ち得るだけの「強さ」がなかった。
一方、12年に中田以上の期待を背にプレミア入りした香川真司は、マンチェスター・ユナイテッドで信頼を勝ち得るだけの「強さ」を持っていなかった。
怪我や監督交代の不運はあった。13年夏に就任したデイビッド・モイーズは、前監督のサー・アレックス・ファーガソンが
「アタッキングサードで違いを生み出せる」として獲得した香川に、守備の貢献も要求する指揮官だった。
とはいえ、当人が攻守両面で「弱さ」を見せた感は否めない。苦手の守備に加え、簡単にボールを失う場面がしばしば見られたのだ。
CL8強入りを懸けた14年3月のオリンピアコス戦。持ち味は似ているが格上のファン・マヌエル・マタが出場できなかった試合で、
香川を差し置いて「馬力」のあるダニー・ウェルベックとアントニオ・バレンシアが前線のサポート役を任された人選が、マンチェスター・Uにおける日本人プレーメーカーの「敗因」を物語る。
当時の香川について、英国人記者界の要人ヘンリー・ウィンター(テレグラフ紙)は、「ルーニーに遠慮しているように見える」と言っていた。
ライバルに勝るとも劣らぬ攻撃センスを持っているのだから、出場機会を得たら相手が誰だろうと怒鳴り声を上げてでもボールを要求すべきだというのだ。
気を遣う日本人気質が裏目に出たとも言えるが、プレミアのピッチで日本人の殻を破るには「強引さ」も必要なのだろう。
李忠成と宮市亮に関しては、怪我という同情の余地がある。李は2年目の長期欠場による出遅れが、サウサンプトンのプレミア昇格に伴う戦力補強と重なった。
宮市はアーセナルからレンタル移籍中だったウィガンで、4か月ぶりにカップ戦で戦列復帰しながら再び負傷し、長期の戦線離脱となった。
だが、その前後にも身体が悲鳴を上げ続けていた宮市に対し、李は2部時代にレギュラーの座に近づける立場にあった。しかし、それをモノにできなかった。
例えば、1点差で敗れた12年2月のFAカップの試合で、GKとの1対1という決定機でシュートは枠を外れた。
移籍3試合目では酷なようだが、周りから半信半疑の目で見られがちなアジア人選手であればなおさら、貴重なチャンスを逃さない「勝負強さ」が求められる。
岡崎よ、強くあれ!
今シーズン、新たなチャレンジャーとなった岡崎も同様だ。
レスター移籍の現地報道は「タイ人オーナーがアジア人選手を希望」という一節を伴うものだった。
イングランドの人々は、岡崎がプレーしたブンデスリーガを、「格下リーグ」とみなしてもいる。
マインツでの二桁得点という実績は忘れ、一から挑戦するぐらいの覚悟が必要だろう。
幸い、エリートとしてプロの道を歩んできたわけではない岡崎はひたむきな選手。
その一例でもあるパーソナルトレーナーとの鍛錬では、プレミアでの成果が楽しみな「倒れにくい走り方」にも取り組んできたという。
マインツでの1トップ経験により、マークを外す巧妙な動きには磨きが掛かり、わざと身体をぶつけてスペースを作るような狡猾さも体得しているようだ。
シュートを外してもゴールを狙い続ける、いい意味でのふてぶてしさも持っている。
無論、レベルアップは必要だ。相手チームが敢えてボールを持たせてくれる試合は滅多になく、攻守が激しく入れ替わる。
ウインターブレイクもなく、ハードな戦いが続くシーズンを乗り切るには、これまで以上に心身両面で「タフ」でなければならない。
開幕戦から、単なる好印象だけではなく具体的な結果を残してもらいたい。
プレミアでも認められた中田の欧州でのキャリアが、ペルージャ(イタリア)での開幕戦2ゴールに始まったように――。
雨天のピッチで、パスに走り込みながらニアサイドを撃ち抜き、バランスを崩さずにボレーを蹴り込んだ中田の2ゴールに見られた、身体と心の芯、そして運の強さ。
岡崎よ、強くあれ!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150815-00010003-sdigestw-socc
SOCCER DIGEST Web
5: 2015/08/15(土) 12:11:06.38 ID:NVKcaYqR0.net
和製ルーニー(少し前)
6: 2015/08/15(土) 12:12:14.41 ID:Un/5L3is0.net
中田はセリエでも身体の強さで負けなかった珍しい日本人だからなあ
あの重心の低い足腰の安定感は凄かった
あの重心の低い足腰の安定感は凄かった
7: 2015/08/15(土) 12:12:32.04 ID:HN8a5DDH0.net
8: 2015/08/15(土) 12:12:57.33 ID:fXsouSxm0.net
サッカーはフィジカルがあってこそだからな
国際試合だと笛が異常に過保護になるから軟弱な雑魚でも活躍できるけど
国際試合だと笛が異常に過保護になるから軟弱な雑魚でも活躍できるけど
9: 2015/08/15(土) 12:13:32.08 ID:LjZw/MUq0.net
柿谷もスイスで軽くて当たられると転びまくってるな
10: 2015/08/15(土) 12:13:39.94 ID:shoL5BD20.net
味方のパス パスさえ集まればソコソコやれるのは間違いない
11: 2015/08/15(土) 12:15:44.64 ID:9heisuz70.net
プレミアに来た頃の中田は歩くだけで股関節に痛みが走るくらいボロボロだったやん
岡崎はまだ肉体的に衰えてないから成功するよ
岡崎はまだ肉体的に衰えてないから成功するよ
12: 2015/08/15(土) 12:16:13.85 ID:hfx3IyKl0.net
プレミアは黒人多いからな
それもスラッっとしたんじゃなくゴリラみたいに筋肉隆々
それもスラッっとしたんじゃなくゴリラみたいに筋肉隆々
16: 2015/08/15(土) 12:22:48.59 ID:k5OL2s+Y0.net
中田は代表で凄かったことは殆どない。
何時も結果を残してる岡崎とは全然違う。
何時も結果を残してる岡崎とは全然違う。
17: 2015/08/15(土) 12:23:06.36 ID:H7kRCCHq0.net
打開力のない選手ばかりだから。
パスサッカーの弊害。その点、宮市には期待してたんだが・・・。
パスサッカーの弊害。その点、宮市には期待してたんだが・・・。
20: 2015/08/15(土) 12:28:22.68 ID:lBqWQXo80.net
岡崎がエリートコースじゃなければ一体誰がエリートなんだよ
22: 2015/08/15(土) 12:29:52.65 ID:H0gLV4w+0.net
成功するためには、バーディーの逮捕だろ
23: 2015/08/15(土) 12:31:07.69 ID:omLzJDmt0.net
プロペシアの呪いか
24: 2015/08/15(土) 12:31:50.78 ID:7N3IH1tE0.net
香川みたいに夜遊びしまくったり体調崩してダメになるってことはなさそうだな
25: 2015/08/15(土) 12:32:23.16 ID:k5OL2s+Y0.net
岡崎ってドイツ移籍1年目は全然得点とれなかったのに
辛抱強く使ってもらえた。あのプレースタイルはどの監督も
使いたくなる。ガツガツぶつかるのを怖がらない上に
集中力も抜群。
辛抱強く使ってもらえた。あのプレースタイルはどの監督も
使いたくなる。ガツガツぶつかるのを怖がらない上に
集中力も抜群。
26: 2015/08/15(土) 12:35:18.64 ID:IFIEVU250.net
自分でどうにかする意志の強い選手でないと
プレミアでは役立たず、ってことか
プレミアが呪縛なんではなく、
日本の指導や風潮こそが呪縛だろ
プレミアでは役立たず、ってことか
プレミアが呪縛なんではなく、
日本の指導や風潮こそが呪縛だろ
この記事へのコメント
コメント一覧
1年目は13点くらいだな
常にひかれるチームと、ひく側のチームにいて常に前にスペースがあるチームとか違いはあるからな
チャンスのシーンだけ熱中するってのがイングランドの
サポのサッカーの見方らしいからなぁ
ロングの放り込みだとかドリブルでごりごり行ける奴が
やたら高評価なのはしかたないわ
夜遊びして胃洗浄するはめになって、出場出来なくなるよりは、部屋でベ○チャットしてた方がマシだったな。
いや、だからそこを改善するような走りを身に付けたんだろ、記事によると。