ボルシア・ドルトムントは２０日、ノルウェーのオッドBKとのヨーロッパリーグ（EL）予選プレーオフ・ファーストレグに臨む。 

トーマス・トゥヘル監督はこのアウェー戦に向けた会見で、帯同しなかったDFルカシュ・ピシュチェクとMFマルコ・ロイスに言及しつつ、勝利を目指すと語っている。 

ブンデスリーガ開幕節、昨シーズン３位でフィニッシュしたボルシア・メンヒェングラッドバッハを４－０で下したドルトムント。 

その試合ではロイスがMF香川真司のアシストから先制弾を決め、チーム４点目をアシストしたが、どうやら足首に軽傷を負っているようだ。 

一方のピシュチェクはトレーニングで腰を負傷したとのこと。ドイツ『ルールナハリヒテン』によると、 
２０１３年夏に腰の手術を受けて長期離脱を強いられた右サイドバックは、当時の負傷の再発した恐れがあるいう。トゥヘル監督は次のように話している。 

「マルコ・ロイスに関しては、起用を控えることを選択した。人工芝では関節への負担がより大きいからね。　 

マルコは今朝（１９日）、ドルトムントで練習に参加したよ。ルカシュは昨日のトレーニングで負傷した。長期的なものかどうか、様子を見なければいけない」 

オッドBKは昨季ノルウェー１部のティッペリーガエンを３位で終えたチームだ。トゥヘル監督は対戦相手についてこう語った。 

「抽選会で組み合わせが決まったとき、私は彼らについて多くは知らなかったね。彼らは４－１－４－１のシステムを使うようで、フィジカルなプレーを見せるだろう。 オッドは非常に大きな才能を持つ１７歳のプレーヤーを２人擁している」 

ホームグラウンドで使用される人工芝についてもコメントした。 

「通常、人工芝でプレーすることでゲームは変わらない。正確にどの種類なのかは確かめる必要はある。だが、我々はそれにうまく適応できると思うし、問題にすることは絶対にない」 

これまでの公式戦４試合を無失点で全勝したドルトムント。もちろん、トゥヘル監督はオッドBK戦でも勝利を求めている。そのためには強いメンタルが必要だと考えているようだ。 

「どんな勝利も良い結果である。状況を気にしないチームにならなければいけない。それは満席のスタジアムでも、観衆がいないスタジアムでも、スタジアムがなくても一緒だ」 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150820-00000029-goal-socc