1: 2016/11/07(月) 12:18:55.73 ID:CAP_USER9
久保建英のJリーグデビューに180人を超えるメディアが殺到した。試合後の囲み取材で、
15歳の中学3年生はおしくらまんじゅう状態の記者たちに数十cmの距離で詰め寄られるように質問攻めにされた。
ピッチ上の出来事にはほとんどフォーカスされない、あまりの異常さに日本サッカー界への危機感を抱く。 久保の才能を花開かせるために我々に求められることは何か。今一度考えたい。(取材・文:舩木渉)
「(Jリーグデビューは)ちょっと早かった」(久保)
はっきり言って異常だった。J3にデビューする1人のために7653人の観客が集まり、180人を超えるメディアが大挙して押し寄せる。
その中心にいたのは15歳の中学3年生だ。明らかに普通ではないだろう。
久保建英が15歳5ヶ月1日でJリーグデビューを飾った。この事実は賞賛されるべきだが、
果たして15歳をスターのように祭り上げ、必要以上のプレッシャーを与えることが前途ある少年のためになるのだろうか。
試合後、久保は自らを囲む報道陣に対して率直な思いをぶつけた。「最初に入った時はすごく緊張した」というのはもちろんのこと、「(Jリーグデビューは)ちょっと早かった。レベル的にはまだちょっと難しいなというのがある」と語っている。
さらに「注目されて嬉しいとかそういうことはない。今は違うんですけど、サッカー選手になった時は注目されなくなったら良くないなと思う。 いまは別に、あまり注目して欲しくないなというのはあります」と、過度な注目に中学生らしい本音を漏らした。
久保は自分の置かれた状況と、そこで何をすべきか、自分の成長に必要なことは何か、ということを誰よりもしっかりと理解している。
だからこそ取材対応で現状への危機感を口にしたのではないだろうか。
もちろんJリーグの舞台を踏んだ経験は彼にとって非常に大きなものになっただろう。
「ここからどのくらい差があるかというのがわかったので、その差を詰めていけるチャンス」とJ3初出場をポジティブに捉えている部分もある。
ユースとは違うパススピード、当たりの強さ、判断の速さなどは財産になったはずだ。
それでも久保のJリーグデビューは早すぎたのではないか。取材を進めるうちにその思いは強くなった。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161107-00010021-footballc-socc&p=1
フットボールチャンネル 11/7(月) 11:35配信
15歳の中学3年生はおしくらまんじゅう状態の記者たちに数十cmの距離で詰め寄られるように質問攻めにされた。
ピッチ上の出来事にはほとんどフォーカスされない、あまりの異常さに日本サッカー界への危機感を抱く。 久保の才能を花開かせるために我々に求められることは何か。今一度考えたい。(取材・文:舩木渉)
「(Jリーグデビューは)ちょっと早かった」(久保)
はっきり言って異常だった。J3にデビューする1人のために7653人の観客が集まり、180人を超えるメディアが大挙して押し寄せる。
その中心にいたのは15歳の中学3年生だ。明らかに普通ではないだろう。
久保建英が15歳5ヶ月1日でJリーグデビューを飾った。この事実は賞賛されるべきだが、
果たして15歳をスターのように祭り上げ、必要以上のプレッシャーを与えることが前途ある少年のためになるのだろうか。
試合後、久保は自らを囲む報道陣に対して率直な思いをぶつけた。「最初に入った時はすごく緊張した」というのはもちろんのこと、「(Jリーグデビューは)ちょっと早かった。レベル的にはまだちょっと難しいなというのがある」と語っている。
さらに「注目されて嬉しいとかそういうことはない。今は違うんですけど、サッカー選手になった時は注目されなくなったら良くないなと思う。 いまは別に、あまり注目して欲しくないなというのはあります」と、過度な注目に中学生らしい本音を漏らした。
久保は自分の置かれた状況と、そこで何をすべきか、自分の成長に必要なことは何か、ということを誰よりもしっかりと理解している。
だからこそ取材対応で現状への危機感を口にしたのではないだろうか。
もちろんJリーグの舞台を踏んだ経験は彼にとって非常に大きなものになっただろう。
「ここからどのくらい差があるかというのがわかったので、その差を詰めていけるチャンス」とJ3初出場をポジティブに捉えている部分もある。
ユースとは違うパススピード、当たりの強さ、判断の速さなどは財産になったはずだ。
それでも久保のJリーグデビューは早すぎたのではないか。取材を進めるうちにその思いは強くなった。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161107-00010021-footballc-socc&p=1
フットボールチャンネル 11/7(月) 11:35配信
ウイニングイレブン2017
3: 2016/11/07(月) 12:19:46.67 ID:CAP_USER9
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1478488735
3: 2016/11/07(月) 12:19:46.67 ID:CAP_USER9
他の早熟の選手との大きな違いは体格。標準的な中学生
対戦相手だったAC長野パルセイロに所属するベテランMF橋本英郎は、ガンバ大阪などでの過去の事例を挙げて若い選手の“飛び級”について持論を展開した。
「宇佐美とか家長とかは本当にすごかった。彼らの場合は体格の部分も多少ありましたし、キックの精度とかもすごかった。
僕は(久保を)今日の試合だけしか見ていないので、(他の才能ある選手との違いは)わからなかった」
「どうしても技術の高い選手は上のカテゴリでやりますから、そこで足りなくて体で頑張ってというプレーヤーがちょっと
下のカテゴリでやっている部分も多少ある。(J3では)競り合いだったりは強調される」
たしかに久保はピッチに立った直後から相手の激しい当たりに苦しんだ。15歳という体が出来上がっていない状態で、
テクニックだけでなくフィジカル的なタフさも求められる2列目に入り、相手守備陣のマークに弾き飛ばされてファウルを主張する場面も見られた。
久保自身も「体を大きくするのはユースでも課題」と語っているため、これをただ「体が弱いだけ」と片付けることもできるが、怪我の大きなリスクが潜んでいることを無視してもいいのだろうか。
橋本が挙げた宇佐美貴史や家長昭博がG大阪のトップチームで台頭しはじめた際、体格は他の年上の選手と比べても遜色なく早熟な印象があった。
森本貴幸にも同じことが言える。東京ヴェルディで中学卒業直後にデビューした当時、身長180cm体重71kgと他のプロ選手に匹敵する体の大きさだった。
一方の久保は15歳現在、U-16日本代表招集時に公開されたプロフィールでは身長167cm体重60kgとなっている。数字だけ見ればごく普通の中学生と変わらない体格だ。
もし完全に体が出来上がっていない状態で大怪我を負えば、その影響は計り知れない。今後のキャリアを左右しかねないものになってもおかしくない。
橋本が語る「久保に“海外帰りらしさ”がない」の真意
森本とは明らかに違う体の完成度で、ただ高いレベルを早く経験させたいからという理由で、プロのピッチに放り出してよかったのだろうか。
怪我をして未来を潰してしまっても、責任を負うのは選手本人の体だ。つまり久保という特大の才能を無責任に投げ捨てたとも言える。
この試合には直前にTV中継が決まり、特別スポンサーもついた。そのような状況があって出場が決まったのか、
あるいは久保出場の可能性があってTVとスポンサーが決定したのか――。どちらであるかは分かりかねるが、前者であれば大きな違和感がある。
久保の随所に見せる左足の技術やポジショニングのセンス、ボールのないところでの動きの質は特筆すべきもので、J3でも十分に通用する。
だがフィジカル面は全くもって通用しないと断言していいだろう。あの体で継続的にJ3に出場させるようなら、いつ大怪我を負ってもおかしくない。
橋本は“バルセロナ帰り”と海外の超名門クラブ下部組織出身であることを持てはやす風潮にも警鐘を鳴らしていた。
「南野拓実がオーストリアから帰ってきてセレッソで練習していたら、やっぱり体格が大きい選手に対してやっている分、CBと対峙しても全然倒れませんでした。
(久保に)そういう部分(海外帰りらしい強さ)はまだなかった。
もし彼が上のカテゴリでやっていればそういうところは出てきたかもしれないですけど、アンダーカテゴリの選手同士で試合をやってきたところがあると思うので、
どうしても海外でその世代(中学生)ってまだ大きくないでしょう。
高校生くらいから急に大きくなってきて、体格の差が出て日本人が勝てないということが出てくると思う。
そこで彼が勝負し続けた方がもっと伸びがあったかもしれませんし、大きな壁にぶつかったかもしれない」
これまでも海外の名門クラブの下部組織でプレーしていた、あるいはそのトップチームに所属した
日本人選手は多くいたが、あるところまでいって壁に当たって大成しきらなかった、消えていった者も同じように数多くいる。
対戦相手だったAC長野パルセイロに所属するベテランMF橋本英郎は、ガンバ大阪などでの過去の事例を挙げて若い選手の“飛び級”について持論を展開した。
「宇佐美とか家長とかは本当にすごかった。彼らの場合は体格の部分も多少ありましたし、キックの精度とかもすごかった。
僕は(久保を)今日の試合だけしか見ていないので、(他の才能ある選手との違いは)わからなかった」
「どうしても技術の高い選手は上のカテゴリでやりますから、そこで足りなくて体で頑張ってというプレーヤーがちょっと
下のカテゴリでやっている部分も多少ある。(J3では)競り合いだったりは強調される」
たしかに久保はピッチに立った直後から相手の激しい当たりに苦しんだ。15歳という体が出来上がっていない状態で、
テクニックだけでなくフィジカル的なタフさも求められる2列目に入り、相手守備陣のマークに弾き飛ばされてファウルを主張する場面も見られた。
久保自身も「体を大きくするのはユースでも課題」と語っているため、これをただ「体が弱いだけ」と片付けることもできるが、怪我の大きなリスクが潜んでいることを無視してもいいのだろうか。
橋本が挙げた宇佐美貴史や家長昭博がG大阪のトップチームで台頭しはじめた際、体格は他の年上の選手と比べても遜色なく早熟な印象があった。
森本貴幸にも同じことが言える。東京ヴェルディで中学卒業直後にデビューした当時、身長180cm体重71kgと他のプロ選手に匹敵する体の大きさだった。
一方の久保は15歳現在、U-16日本代表招集時に公開されたプロフィールでは身長167cm体重60kgとなっている。数字だけ見ればごく普通の中学生と変わらない体格だ。
もし完全に体が出来上がっていない状態で大怪我を負えば、その影響は計り知れない。今後のキャリアを左右しかねないものになってもおかしくない。
橋本が語る「久保に“海外帰りらしさ”がない」の真意
森本とは明らかに違う体の完成度で、ただ高いレベルを早く経験させたいからという理由で、プロのピッチに放り出してよかったのだろうか。
怪我をして未来を潰してしまっても、責任を負うのは選手本人の体だ。つまり久保という特大の才能を無責任に投げ捨てたとも言える。
この試合には直前にTV中継が決まり、特別スポンサーもついた。そのような状況があって出場が決まったのか、
あるいは久保出場の可能性があってTVとスポンサーが決定したのか――。どちらであるかは分かりかねるが、前者であれば大きな違和感がある。
久保の随所に見せる左足の技術やポジショニングのセンス、ボールのないところでの動きの質は特筆すべきもので、J3でも十分に通用する。
だがフィジカル面は全くもって通用しないと断言していいだろう。あの体で継続的にJ3に出場させるようなら、いつ大怪我を負ってもおかしくない。
橋本は“バルセロナ帰り”と海外の超名門クラブ下部組織出身であることを持てはやす風潮にも警鐘を鳴らしていた。
「南野拓実がオーストリアから帰ってきてセレッソで練習していたら、やっぱり体格が大きい選手に対してやっている分、CBと対峙しても全然倒れませんでした。
(久保に)そういう部分(海外帰りらしい強さ)はまだなかった。
もし彼が上のカテゴリでやっていればそういうところは出てきたかもしれないですけど、アンダーカテゴリの選手同士で試合をやってきたところがあると思うので、
どうしても海外でその世代(中学生)ってまだ大きくないでしょう。
高校生くらいから急に大きくなってきて、体格の差が出て日本人が勝てないということが出てくると思う。
そこで彼が勝負し続けた方がもっと伸びがあったかもしれませんし、大きな壁にぶつかったかもしれない」
これまでも海外の名門クラブの下部組織でプレーしていた、あるいはそのトップチームに所属した
日本人選手は多くいたが、あるところまでいって壁に当たって大成しきらなかった、消えていった者も同じように数多くいる。
トップと練習したのが前日のみ。ピッチ内で齟齬も
久保の才能とバルセロナで培った技術の高さに疑いはないが、すぐにプロの舞台で通用する保証はない。
それは日本だけでなくスペインでも同じで、バルセロナのカンテラ(下部組織)育ちが全員バルセロナのトップチームで活躍できているわけではないのがその証明だろう。
U-16日本代表で活躍し、同世代の中ではトップクラスの実力であることはすでにわかっているのだから、我々は大人の事情で持てはやして騒ぐのではなく、
久保が集中して自分自身を高められる環境を作る、そして彼の成長に真摯に向き合って対話していく必要があるのではないか。
数多の若手をその目で見てきた橋本は言う。
「宇佐美や家長が出てきた時は遠藤(保仁)が周りにいて、プレーエリアや特徴を活かしてあげる状態を生み出した。
今日はどうしても周りがそこまで余裕のある状態ではなかったと思うので、逆にいったら彼(久保)が引っ張らなければいけない状態だったかもしれない。
それよりは周りのサポートがあって、彼がいいところでいいプレーができるシチュエーションを作ってあげる方が大事だと思う」
これは試合のピッチ内での話だが、ピッチ外にも当てはまる。久保がJ3出場前にトップチームで練習したのは前日のみで、U-23チームだけでは練習していない。
日頃から一緒にU-18でプレーする選手はまだしも、そうでない選手たちは久保の特徴を把握しきれていたとは思えない。
実際に久保はかなり狭いスペースでボールを要求することもあったが、他の選手はミスを怖がってかなかなかパスを出そうとしなかった。
おそらく久保は2つ先、あるいは3つ先まで見えて自分のプレーを決めている。
例えば狭いスペースでパスを受けて一度リターンを入れ、その瞬間に別のスペースへ動き直してよりいい体勢でボールを受けなおし、そこからラストパスを狙う。
周りに指示を出しながら、常にどうすればゴールに近づけるか考え、動き続ける久保の姿は目立っていた。
しかし、周りがそのビジョンについていけておらず、なかなか噛み合わなかった。
試合や練習以外にも久保が気持ちよくプレーに集中出来る環境を作れていただろうか。
自分のために殺到するメディアを見て緊張しないはずがない。当然サッカー以外のことを意識してしまうだろう。
久保の才能とバルセロナで培った技術の高さに疑いはないが、すぐにプロの舞台で通用する保証はない。
それは日本だけでなくスペインでも同じで、バルセロナのカンテラ(下部組織)育ちが全員バルセロナのトップチームで活躍できているわけではないのがその証明だろう。
U-16日本代表で活躍し、同世代の中ではトップクラスの実力であることはすでにわかっているのだから、我々は大人の事情で持てはやして騒ぐのではなく、
久保が集中して自分自身を高められる環境を作る、そして彼の成長に真摯に向き合って対話していく必要があるのではないか。
数多の若手をその目で見てきた橋本は言う。
「宇佐美や家長が出てきた時は遠藤(保仁)が周りにいて、プレーエリアや特徴を活かしてあげる状態を生み出した。
今日はどうしても周りがそこまで余裕のある状態ではなかったと思うので、逆にいったら彼(久保)が引っ張らなければいけない状態だったかもしれない。
それよりは周りのサポートがあって、彼がいいところでいいプレーができるシチュエーションを作ってあげる方が大事だと思う」
これは試合のピッチ内での話だが、ピッチ外にも当てはまる。久保がJ3出場前にトップチームで練習したのは前日のみで、U-23チームだけでは練習していない。
日頃から一緒にU-18でプレーする選手はまだしも、そうでない選手たちは久保の特徴を把握しきれていたとは思えない。
実際に久保はかなり狭いスペースでボールを要求することもあったが、他の選手はミスを怖がってかなかなかパスを出そうとしなかった。
おそらく久保は2つ先、あるいは3つ先まで見えて自分のプレーを決めている。
例えば狭いスペースでパスを受けて一度リターンを入れ、その瞬間に別のスペースへ動き直してよりいい体勢でボールを受けなおし、そこからラストパスを狙う。
周りに指示を出しながら、常にどうすればゴールに近づけるか考え、動き続ける久保の姿は目立っていた。
しかし、周りがそのビジョンについていけておらず、なかなか噛み合わなかった。
試合や練習以外にも久保が気持ちよくプレーに集中出来る環境を作れていただろうか。
自分のために殺到するメディアを見て緊張しないはずがない。当然サッカー以外のことを意識してしまうだろう。
久保に必要なのは、成長に合わせた適切な環境
いまの久保に必要なのはプロとしての経験ではなく、自分の成長に合ったレベルでの試合経験だ。
そして周りのサポートで最高の環境を作ってあげることである。それはチームメイトだけでなく、クラブ、サポーター、メディアも含めて意識しなければならない。
彼ほどの才能を安易な考えで潰してしまうのは日本サッカー界の損失以外の何物でもない。
“スターシステム”と言われるような話題にしやすい選手を過度に持ち上げること、ビジネスとしてお金になるから露出させることなどありえない。
村井満Jリーグチェアマンの「J3からJ1に上がっていく選手も結構いるので、彼(久保)をJ1の戦いの中で早く見たい」という発言は軽率に思える。
この発言だけを額面通りに受け止めてしまえば、間違った決断を加速させかねない危険なものだ。
W杯や欧州チャンピオンズリーグ出場経験を持つ長野のGKジョニー・レオーニと試合後に会話していて、彼が久保について話した言葉が強く印象に残っている。
「彼は今日よくやっていたと思う。15歳といったら本当に若いからね。
ゴールはなかったけど、時間が短かった。素晴らしい左足を持っているし、努力し続けることが重要だ。
いま進んでいる道を歩み続けること。まだ15歳だから、これから何が起こるかなんて誰にもわからない。
非常に才能のある選手ということには間違いないよ。だってバルセロナでやっていたんだろう? 僕が初めてトップチームのベンチに入ったのは16歳のときだった。
日本のJ1にあたるリーグでね。それからデビューしたのは17歳の時だ。
サッカー界ではよくあることだし、未来に何が起きるかは誰にも何もわからないんだ」
欧州のトップレベルで活躍した選手がいまは日本の3部リーグにいる。未来がどうなるかなど誰にもわからない。だが、周りの力で明るい未来の可能性を生み出すことはできる。
久保の将来を豊かなものにするのは、周りのサポートと我々見る側の適切な環境づくりに他ならない。
いまの久保に必要なのはプロとしての経験ではなく、自分の成長に合ったレベルでの試合経験だ。
そして周りのサポートで最高の環境を作ってあげることである。それはチームメイトだけでなく、クラブ、サポーター、メディアも含めて意識しなければならない。
彼ほどの才能を安易な考えで潰してしまうのは日本サッカー界の損失以外の何物でもない。
“スターシステム”と言われるような話題にしやすい選手を過度に持ち上げること、ビジネスとしてお金になるから露出させることなどありえない。
村井満Jリーグチェアマンの「J3からJ1に上がっていく選手も結構いるので、彼(久保)をJ1の戦いの中で早く見たい」という発言は軽率に思える。
この発言だけを額面通りに受け止めてしまえば、間違った決断を加速させかねない危険なものだ。
W杯や欧州チャンピオンズリーグ出場経験を持つ長野のGKジョニー・レオーニと試合後に会話していて、彼が久保について話した言葉が強く印象に残っている。
「彼は今日よくやっていたと思う。15歳といったら本当に若いからね。
ゴールはなかったけど、時間が短かった。素晴らしい左足を持っているし、努力し続けることが重要だ。
いま進んでいる道を歩み続けること。まだ15歳だから、これから何が起こるかなんて誰にもわからない。
非常に才能のある選手ということには間違いないよ。だってバルセロナでやっていたんだろう? 僕が初めてトップチームのベンチに入ったのは16歳のときだった。
日本のJ1にあたるリーグでね。それからデビューしたのは17歳の時だ。
サッカー界ではよくあることだし、未来に何が起きるかは誰にも何もわからないんだ」
欧州のトップレベルで活躍した選手がいまは日本の3部リーグにいる。未来がどうなるかなど誰にもわからない。だが、周りの力で明るい未来の可能性を生み出すことはできる。
久保の将来を豊かなものにするのは、周りのサポートと我々見る側の適切な環境づくりに他ならない。
9: 2016/11/07(月) 12:21:39.44 ID:oCFu8pN/0
天才宇佐美()
10: 2016/11/07(月) 12:22:02.69 ID:5Hyq6sIu0
生で見たけどほんと子どもだったわ大人とやらせるには早すぎるよ
14: 2016/11/07(月) 12:23:59.20 ID:bQ5hubhS0
平成のタムロチェリー
17: 2016/11/07(月) 12:24:42.62 ID:Pp+Utk0l0
FC東京の社長馬鹿だからね・・・。
18: 2016/11/07(月) 12:24:48.92 ID:356zmUuh0
20: 2016/11/07(月) 12:25:47.02 ID:quaziJ+70
平川位だと安心して見れるんだがな
久保はまだ微妙
久保はまだ微妙
21: 2016/11/07(月) 12:26:26.62 ID:3dNk3MED0
ラウールなんかは通過した道。
ほんとうのスターなら乗り越える。
ほんとうのスターなら乗り越える。
23: 2016/11/07(月) 12:27:20.98 ID:VLA+m+q10
危険承知だろ
バルセロナを見る男なら
バルセロナを見る男なら
29: 2016/11/07(月) 12:28:40.15 ID:YTR4fkov0
ホント目的が分からない
大人に当たられれば体がデカくなるとでも思ってんのかね
大人の早さに慣れさせるのは大人になってからで十分だよ
大人に当たられれば体がデカくなるとでも思ってんのかね
大人の早さに慣れさせるのは大人になってからで十分だよ
32: 2016/11/07(月) 12:29:03.64 ID:siClWszTO
J3にデビューする1人のために7653人の観客が集まり
J3は普段観客ゼロなのか
J3は普段観客ゼロなのか
33: 2016/11/07(月) 12:29:14.04 ID:lq8H+0qn0
4人で中学生の久保を囲まないといけないJ3のレベルwww
この記事へのコメント
コメント一覧
肉食わない限り身体が大きくならないという当たり前の、栄養学の視点がサッカー界ではほぼ毎回見落とされてる。
サッカー界は栄養学に関しては、日本の他のスポーツ、ラグビー・野球・テニス・水泳・バレー等身体能力が命のスポーツから大きく引き離されてる。日本人と同じ食事してたら日本人的体系にしかならない
同じJ3で昨日8000人以上観客を集めた大分トリニータ
手を抜いてやらないとちょっとした事でケガさせてしまうので
まぁ、上(カテゴリー)へ行けば行くほど潰しあいが常在だから、ちょっと早かったね
でも高校卒業するまでの親御さんの立ち振る舞いは非常に重要になりそうな気がするね
久保君がこれから自立するまでの3年間の荒波を耐えうる帆を立てるかどうかは
いや、この記事の大部分は2ちゃんの受け売りだぞ
まあ長野はj3と言えども選手を見ればレベルの高さは分かるけどね
ちょと前までj1,2でやってたフィジカルの選手たちばかり
イスラエルのガイアスリンとかメッシの後継者筆頭候補だったけどメディアと環境に壊されたわかりやすい例だ
寧ろ海外じゃなくて日本のしかも三部とかに正直がっかりだわ、日本の宝になるならよりハイレベルな環境でやらな
こんな事ばかり書いてるようなバカなマスコミは、何もしない何も考えないで、報道だけしてりゃいいんだ
久保君はほっといてもすぐバルサ行っちゃうし、そうなったらマスコミが何しようと関係ない
多分久保君の方もちょっとした事で大騒ぎする日本のサッカーマスコミの底辺は相手しないよ
日本のサッカーマスコミにも凄い人はいるが、その人達はただ見て、分析するだけだ
分析しても何も分からないバカだけが、傍に寄りたがったりつまらん質問したがって群がりたがる
バカは100歩下がって黙って見てればいいんだよ