ウイニングイレブン2017
プレミアリーグ第19節のレスター・シティ対ウェスト・ハムの一戦が12月31日、キングパワー・スタジアムで開催された。
日本時間では1月1日の0時キックオフとなった試合。思いもよらぬ2016年を過ごし、順位表のボトム10にいる両者が激突した。レスターはプレミアリーグで勝ち点を積み重ねることができず、残留争いに巻き込まれる位置まで順位を落としてしまった。一方のウェスト・ハムは11位まで順位を挙げたものの、序盤戦のつまづきが響いて思ったような成績を残せていない。お互いに勝ち点3を積み重ねて2017年を迎えたい一戦となった。なお、レスターの岡崎慎司はベンチスタートとなっている。
最初に勢いに乗ったのはレスターだった。序盤から積極的なフットボールを展開し、特にセカンドボールへの反応が鋭く、ほとんどのこぼれ球を拾い、主導権を握った。まずは3分、マーク・オルブライトンが右サイドを突破し、クロスボールを前線に供給。イスラム・スリマニのヘディングシュートがポストを叩くなど、チャンスを作り出す。
すると20分、再びオルブライトンが右サイドからクロスボールを上げると、スリマニがドンピシャのタイミングで合わせてゴールネットを揺さぶった。レスターが1点を先制する。
巻き返したいウェスト・ハムだったが、レスターの前になかなかペースを掴むことができない。
後半早々にマヌエル・ランシーニを投入してからは効果的な縦パスが入るようにチャンスと作っていくが、それでもレスターの堅守を前に、あと一歩のところでゴールを奪えない場面が続く。アーロン・クレスウェルのクロスをマイケル・アントニオが左足で合わせたシーンも、クロスバーに阻まれてしまった。
試合を終わらせたいレスターは80分に岡崎を、その2分後にレオナルド・ウジョアを投入。運動量と高さが売りのプレーヤーを置き、前線からのプレスや高さ勝負に備えた。
89分にはベン・チルウェルが放ったシュートのこぼれ球に岡崎が反応してシュートを放つ場面が見られたが、追加点とはならず。
それでも相手の攻撃を抑え込んだレスターは今シーズン初めて1−0で勝利し、勝ち点3の獲得に成功した。一方のウェスト・ハムは3連勝中だったが、年内最終戦を飾ることができなかった。
【 レスター:スリマニ(20分) 】
الهدف الاول عن طريق اسلام سليماني د٢٦ .#LeiWhu pic.twitter.com/61eXHN3dEM
— شبكة ليستر سيتي (@AR_LCFC) 2016年12月31日
日本代表激闘録 2014FIFAワールドカップブラジルアジア地区最終予選 [DVD]
この記事へのコメント
コメント一覧
ありがとうございます。