1月27~29日にかけて行われたドイツ・ブンデスリーガ1部の後半戦スタートの第18節は日本人選手の活躍が目立った。
27日にシャルケを1-0で下したフランクフルトの長谷部誠(フランクフルト)は決勝点をアシストし、28日のRBインゴルシュタット戦に挑んだハンブルガーSVの酒井高徳は豪快なミドルシュートで今季初ゴールをゲット。チームは1-3で敗れたものの、このインパクトは非常に大きかった。宇佐美貴史(アウグスブルク)、武藤嘉紀(マインツ)も先発出場しており、これまで出場機会の少なかった面々が復調の兆しを見せていることも前向きな要素と言える。
そんな中、最も強烈なインパクトを残したのが、ダルムシュタット戦を6-1で大勝するけん引役となった大迫勇也(ケルン)だ。前半32分にパヴェル・オルコウスキの右クロスをニアサイドで巧みに左足で合わせた先制点を皮切りに、4得点に絡む大ブレイクを見せたのだ。
この1点目は相手DFに当たったと判断され、惜しくもオウンゴールになってしまったが、この4分後には正真正銘の自分のゴールを奪う。レオナルド・ビッテンコートが左サイドに流れて上げたクロスをドフリーでヘッド。確実に今季3点目を挙げることに成功した。
このシーンでは大迫が中盤でいったんボールを受け、上がってきたコンスタンティン・ラウシュに預け、ビッテンコートが受けたタイミングで、鋭い飛び出しから相手守備陣の背後に抜け出している。
ボールのない時の動きが際立っているからこそ、ラクな形で決定機を迎えることができたのだ。こういった駆け引きのうまさを今季の大迫はたびたび見せている。そのあたりが成長の証と言えるかもしれない。
さらにアントニー・モデストが前半42分に3点目を加えたが、このシーンでも大迫が絶妙のチェイシングでボール保持者にプレスをかけ、中盤でのインターセプトに貢献。そこからケルンはモデストにつなげた。そういう意味で彼は前半3点に絡んだと言っていい。
大迫のゴールショーは後半も続いた。次なる見せ場は後半27分。マルコ・ヘーガーが自陣ゴール前から蹴ったロングボールをモデストに代わったアルチョムス・ルドネフスが受けようとしてDFと交錯。こぼれ球を大迫が拾ってゴール前まで独走し、右足を振りぬく形だった。こういったドリブルシュートも彼はお手の物。
ケルンは最終的に後半40分にミロシュ・ヨイッチ、44分にルドネフスがそれぞれ1点ずつを追加。6ゴールを奪って圧勝。ピーター・シュテーガー監督もこの試合運びにはご満悦だったのでははないだろうか。
大迫自身はウインターブレイク明けの2試合はFWに戻ってプレーすることができている。再開初戦だった22日のマインツ戦はモデストがトップに入り、大迫が左FW、クリスティアン・クレメンスが右FWという変則的3トップでの出場だったが、今回はモデストとの2トップが復活。一番やりやすい形になったことで、本人も自由自在にピッチを動き回れたのではないだろうか。
「自分がゴールを増やすために必要なこと?まずはケガ人に戻ってきてほしいですね。そこからじゃないですか。やっぱり中盤だと位置が低いので、今は我慢ですね。前でできる自信がありますし。モデストと組んでる時が一番いいのは、お互いにそうだと思う。あっちも信頼してくれるし、ボールも出してくれる。それが一番じゃないですか」
と本人はトップ下起用が続いた昨年末に2トップ復活を熱望していたが、それが叶った直後のダルムシュタット戦で今季初の1試合2ゴールを挙げ、点取屋としての自信と誇りを深めたに違いない。
こうなると、大迫には後半戦のゴールラッシュ、14-15シーズンの岡崎慎司(当時:マインツ、現:レスター)以来の日本人FW2ケタゴール達成を期待したくなる。
岡崎はその前のシーズンを含めて2年連続2ケタ得点をマークしているし、06-07シーズンにフランクフルトでプレーした高原直泰(現:沖縄SV)も11ゴールを挙げている。こうした日本代表の先駆者たちに追いつき、追い越すためにも、彼には2ケタゴールがどうしても必要になってくる。今のヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表の盟友・原口元気(ヘルタ)も「サコちゃんは2ケタ行けるんじゃないか」と太鼓判を押していただけに、そこに向かって突き進んでほしいものだ。
コンスタントに得点を重ね、勢いをつけることを期待し、今後の動向を楽しみに見守りたい。
http://www.jsports.co.jp/press/article/N2017013116465202_3.html
27日にシャルケを1-0で下したフランクフルトの長谷部誠(フランクフルト)は決勝点をアシストし、28日のRBインゴルシュタット戦に挑んだハンブルガーSVの酒井高徳は豪快なミドルシュートで今季初ゴールをゲット。チームは1-3で敗れたものの、このインパクトは非常に大きかった。宇佐美貴史(アウグスブルク)、武藤嘉紀(マインツ)も先発出場しており、これまで出場機会の少なかった面々が復調の兆しを見せていることも前向きな要素と言える。
そんな中、最も強烈なインパクトを残したのが、ダルムシュタット戦を6-1で大勝するけん引役となった大迫勇也(ケルン)だ。前半32分にパヴェル・オルコウスキの右クロスをニアサイドで巧みに左足で合わせた先制点を皮切りに、4得点に絡む大ブレイクを見せたのだ。
この1点目は相手DFに当たったと判断され、惜しくもオウンゴールになってしまったが、この4分後には正真正銘の自分のゴールを奪う。レオナルド・ビッテンコートが左サイドに流れて上げたクロスをドフリーでヘッド。確実に今季3点目を挙げることに成功した。
このシーンでは大迫が中盤でいったんボールを受け、上がってきたコンスタンティン・ラウシュに預け、ビッテンコートが受けたタイミングで、鋭い飛び出しから相手守備陣の背後に抜け出している。
ボールのない時の動きが際立っているからこそ、ラクな形で決定機を迎えることができたのだ。こういった駆け引きのうまさを今季の大迫はたびたび見せている。そのあたりが成長の証と言えるかもしれない。
さらにアントニー・モデストが前半42分に3点目を加えたが、このシーンでも大迫が絶妙のチェイシングでボール保持者にプレスをかけ、中盤でのインターセプトに貢献。そこからケルンはモデストにつなげた。そういう意味で彼は前半3点に絡んだと言っていい。
大迫のゴールショーは後半も続いた。次なる見せ場は後半27分。マルコ・ヘーガーが自陣ゴール前から蹴ったロングボールをモデストに代わったアルチョムス・ルドネフスが受けようとしてDFと交錯。こぼれ球を大迫が拾ってゴール前まで独走し、右足を振りぬく形だった。こういったドリブルシュートも彼はお手の物。
ケルンは最終的に後半40分にミロシュ・ヨイッチ、44分にルドネフスがそれぞれ1点ずつを追加。6ゴールを奪って圧勝。ピーター・シュテーガー監督もこの試合運びにはご満悦だったのでははないだろうか。
大迫自身はウインターブレイク明けの2試合はFWに戻ってプレーすることができている。再開初戦だった22日のマインツ戦はモデストがトップに入り、大迫が左FW、クリスティアン・クレメンスが右FWという変則的3トップでの出場だったが、今回はモデストとの2トップが復活。一番やりやすい形になったことで、本人も自由自在にピッチを動き回れたのではないだろうか。
「自分がゴールを増やすために必要なこと?まずはケガ人に戻ってきてほしいですね。そこからじゃないですか。やっぱり中盤だと位置が低いので、今は我慢ですね。前でできる自信がありますし。モデストと組んでる時が一番いいのは、お互いにそうだと思う。あっちも信頼してくれるし、ボールも出してくれる。それが一番じゃないですか」
と本人はトップ下起用が続いた昨年末に2トップ復活を熱望していたが、それが叶った直後のダルムシュタット戦で今季初の1試合2ゴールを挙げ、点取屋としての自信と誇りを深めたに違いない。
こうなると、大迫には後半戦のゴールラッシュ、14-15シーズンの岡崎慎司(当時:マインツ、現:レスター)以来の日本人FW2ケタゴール達成を期待したくなる。
岡崎はその前のシーズンを含めて2年連続2ケタ得点をマークしているし、06-07シーズンにフランクフルトでプレーした高原直泰(現:沖縄SV)も11ゴールを挙げている。こうした日本代表の先駆者たちに追いつき、追い越すためにも、彼には2ケタゴールがどうしても必要になってくる。今のヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表の盟友・原口元気(ヘルタ)も「サコちゃんは2ケタ行けるんじゃないか」と太鼓判を押していただけに、そこに向かって突き進んでほしいものだ。
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日本代表激闘録 2014FIFAワールドカップブラジルアジア地区最終予選 [DVD]
2: 2017/02/01(水) 21:54:19.68 ID:OV779QIZ0
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1485953522
2: 2017/02/01(水) 21:54:19.68 ID:OV779QIZ0
ブンデス2桁が目標とか何とも次元が低いわな
24: 2017/02/01(水) 23:23:46.62 ID:A53i3MYN0
>>2
3桁はさすがにむりやろ
3桁はさすがにむりやろ
3: 2017/02/01(水) 21:55:07.28 ID:TAMWEWn00
香川さんを無視しないでよ 二桁とってますやん
4: 2017/02/01(水) 21:55:41.27 ID:NGB+xwBH0
今のブンデスは高原や香川の頃とはレベルが違うからな
5: 2017/02/01(水) 21:57:42.43 ID:ZlfKxcI10
インサイドハーフで昨季9g9aした香川さんを持ち上げるスレはここですか?
6: 2017/02/01(水) 22:00:09.25 ID:1alFT7ZM0
以下半端ない禁止
9: 2017/02/01(水) 22:07:50.69 ID:LPKo1oWy0
モデスト怪我からの"CFで大覚醒"←これないかなー?
レバンドフスキ並みの活躍してくれたらめちゃくちゃ嬉しいんだけどねぇ
レバンドフスキ並みの活躍してくれたらめちゃくちゃ嬉しいんだけどねぇ
12: 2017/02/01(水) 22:11:26.97 ID:vqQKIbAt0
あのバイエルンやドルトムントの2列目よりも低いポジションで10Gできたら化け物だろ、さすがにそこまでは期待してないわ
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13: 2017/02/01(水) 22:16:40.06 ID:mXi464hr0
オオサコンドフスキ
14: 2017/02/01(水) 22:16:54.01 ID:0oMj2Iyq0
ゴール+アシストで14目指して欲しい
15: 2017/02/01(水) 22:18:26.99 ID:0Vsz5OA30
昨シーズンの香川が9Gだからな
2桁くらいじゃ物足りないわ
2桁くらいじゃ物足りないわ
17: 2017/02/01(水) 22:22:44.78 ID:j0yR+pV40
ロンドン組で生き残ったのは
結局W酒井だけみたいだな
あとは落選組しか活躍していない
結局W酒井だけみたいだな
あとは落選組しか活躍していない
19: 2017/02/01(水) 22:33:56.84 ID:0FBT8oq60
岡崎を見る限り、ブンデスの記録は全くあてにならない
大迫の相棒は得点王を争ってるがプレミアでノーゴール
ベンダレブとか、カルーとか構想外になった選手が活躍しまくってるし
大迫の相棒は得点王を争ってるがプレミアでノーゴール
ベンダレブとか、カルーとか構想外になった選手が活躍しまくってるし
21: 2017/02/01(水) 22:44:44.67 ID:mFSM8mHv0
>>19
なんで全部プレミアが基準なんだよ笑
優秀な選手を潰すラグビーやりやがって笑
なんで全部プレミアが基準なんだよ笑
優秀な選手を潰すラグビーやりやがって笑
22: 2017/02/01(水) 22:51:29.54 ID:2X+WmXXF0
いやいや9月以来点獲っただけで(´・ω・`)
しかも相手最下位
これで撃ち止めでも驚かないよ大迫の場合
しかも相手最下位
これで撃ち止めでも驚かないよ大迫の場合
25: 2017/02/01(水) 23:28:53.17 ID:flyKBBUG0
中西君も草葉の陰から喜んでいることだろう
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この記事へのコメント
コメント一覧
これが全てなんだよなぁ
続かない続かない
MFで守備もしてアシスト&ゴールで二桁いってる選手もいるんだから言い訳だよ
ビッククラブの選手ですか?ケルンの試合観てからいいなさい。
高さと技術あって足もヘディングシュートも精度よくて強い
でフィジカルがあってスタミナがある
器用貧乏じゃなく全部長所なのがいい
冷静に考えると凄すぎだな
ほんとこれ。下位相手に固め取りしただけでちょっともちあげられすぎ。どうせ続かないと思いつつ少し期待しとくわ。