今週末のヨーロッパでは多くのビッグマッチが予定されている。

そこで今回は、絶対に見逃してはいけない5つの試合を簡単にプレビューしよう。

チェルシー 対 アーセナル
プレミアリーグ第24節
日本時間2月4日（土）午後9時30分キックオフ

アーセナルとチェルシーによる“ビッグロンドンダービー”。昨年9月末に行われた試合では、アーセナルが3-0で完勝する一方的な展開となったが、試合に敗れたチェルシーはこの後システムを3バックに変更し、破竹の13連勝をマークするなど両者にとっても転換期となるようなゲームだった。今週ミッドウィーク、アーセナルはホームでハルに敗れ、チェルシーもリヴァプール相手にPKの失敗で勝利を逃しており（1-1のドロー）、いろんな意味で重要な一戦となりそうだ。

バイエルン 対 シャルケ
ブンデスリーガ第19節
日本時間2月4日（土）午後11時30分キックオフ

開幕5連勝を果たしたバイエルンと、泥沼の5連敗スタートとなったシャルケ。第5節終了時に「15」あった両者の勝ち点は、現時点で「24」にまで広がっている（前者は1位、後者は11位）。第2節での対戦では0-0で進んでいたが、80分以降にバイエルンが2ゴールし試合巧者ぶりを見せつけた。この冬バイエルンからシャルケに移籍したホルガー・バートシュトゥーバーは、もちろんこれが古巣との初対戦。内田篤人のベンチ入り、出場にももちろん期待はかかるが…。

バルセロナ 対 アスレティック・ビルバオ
リーガ・エスパニョーラ第21節
日本時間2月5日（日）午前0時15分キックオフ

ここ数年、リーガだけでなくコパ・デル・レイやスーペル・コパで何度も対戦しているバルセロナとビルバオ。昨シーズンはなんと5度も激突しており、バルセロナとしても4年で3度も敗れるなど比較的苦手としている相手だ。今年1月にもコパ・デル・レイのベスト16第1戦でビルバオが勝利しており、バルサは2017年の初戦を落とした（結果的にはバルサが逆転勝ちで準々決勝進出）。バルセロナはリーガで現在13戦無敗、ビルバオは5戦無敗中である。

ドルトムント 対 RBライプツィヒ
ブンデスリーガ第19節
日本時間2月5日（日）午前2時30分キックオフ

ブンデスリーガの前半戦を席巻したRBライプツィヒ。ウインターブレイク直前に行われたバイエルンとの天王山は3-0と完敗したが、それでも休暇明けの2試合でしっかりと連勝するなど“芯”の強さを見せつけている。それだけに、ドルトムントとの試合は今後を占う大きな一戦となるだろう。第2節で行われた第1戦は、試合終了直前のゴールでRBライプツィヒが勝利。昨年末からやや停滞気味のドルトムントにとっても、負けられない試合になりそうだ。

ユヴェントス 対 インテル
セリエA第23節
日本時間2月6日（月）午前4時45分キックオフ

ユヴェントスとインテルによる、伝統の“デルビー・ディ・イタリア”。ここ数年はユヴェントスが圧倒的な成績を残していたが、今季ちょっとしたサプライズがあった。昨年9月、サン・シーロで行われたセリエA第4節でインテルが2-1で勝利し、2012年11月以来約4年ぶりの勝利を収めたのだ。しかし、その後はやはりユヴェントスが強さを見せ、現在両チームの勝ち点は「9」離れている（ユヴェントスが1位、インテルが4位）。インテルはセリエAで7連勝中。宿敵相手に“ダブル”となれば、勢いがつくに違いない。

http://qoly.jp/2017/02/03/5-big-matches-that-will-be-held-in-this-weekend-kwm-1?part=3