【名古屋】中国王者・広州恒大に1-6も収穫の一敗
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170207-OHT1T50155.html



　Ｊ２名古屋は７日、キャンプを張る沖縄・南風原町の黄金公園陸上競技場で、昨季中国王者の広州恒大と練習試合を行い、１―６で敗れた。

　前半は相手ペナルティーエリアを攻略できず、２６分にブラジル代表ＭＦパウリーニョ（２８）に右足ヒールで決められるなど、ミスから失点を重ねた。
後半２２分、広島から加入したＦＷ佐藤寿人（３４）がＦＷ永井龍（２５）の縦パスを左足でトラップし、その左足でゴールネットに流し込み一矢を報いた。

　フル出場した佐藤は「今、安易にバックパスをしないというのをやっているなか、ミスから失点してしまった。
前半は臆病になっていた。相手のプレッシャーを必要以上に感じていた。後半はチャンスも作ったし、相手のプレッシャーを感じることもなかった。
それを最初からやらないといけない。ミスが失点に直結するので、クオリティーの高い相手だった。でも、こういう相手とやることを考えて練習もしている。
広州恒大だから強かったと諦めるなら、サッカーをやめた方がいい。
覚悟をもってやっていかないといけない。悔しい負けですが、収穫もあるゲームでした」と話した。

　今季から名古屋を指揮する風間八宏監督（５５）は「練習でやっていることが後半はできた。やらないで失敗するのは良くない。
やって失敗するのはどんどんやって欲しい。自分たちが相手ゴールに向かっていくんだという（意志）を出さないといけない」と振り返った。