◆W杯出場を決めた今、代表で試してほしい選手(3)
大島僚太(MF/川崎フロンターレ)
まるで猟犬のように全速力で襲いかかり、相手の足からボールが少しでも離れれば、「ガシッ」という音が聞こえてきそうな勢いで身体を割り込ませ、ボールを奪い取る――。
こう書くと、ガンバ大阪のMF井手口陽介や、セレッソ大阪のMF山口蛍のプレーを描写しているようだが、こんなボール奪取を今、頻繁に見せているのが、川崎フロンターレが誇るプレーメーカー、大島僚太だ。
「僚太の守備は、凄いよ。どんどんよくなっているよね」
新人の頃から見守ってきた中村憲剛も、後輩への称賛を惜しまない。さらに言えば、大島の成長による恩恵を大きく受けているひとりは、他でもない中村自身でもある。もうすぐ37歳になる昨季のJリーグMVPが、後ろ髪をひかれることなく、トップ下のプレーに専念できるのも、ボランチのポジションを安心して大島に任せることができるからなのだ。
「どんどんよくなっている」と中村が言うように、大島の守備力は今シーズンに入って突然、急激に伸びたわけではない。
もともと爽やかな笑顔とは裏腹に、大島は”超”がつくほどの負けず嫌いである。
「誰に対しても『負けたくない』っていう感情がすごく芽生える。ヘディングが弱いって思われるのも嫌だし、守備ができないって思われるのも悔しい。それに、できないことがあって『悔しい』って思う感情が(自分にとって)一番の活力になるんですよ。めげることを知らないのか(笑)」
それゆえ、ボランチとして安定したプレーを披露できるようになってきたここ数年は、いかにボールを奪うかを強く意識してきた。
ヒントになったのは、チームメイトだった元日本代表ボランチである。
「間近で見ていて、すごいなって思ったのが、イナさん(稲本潤一/現コンサドーレ札幌)。あの頃、フロンターレって、なかなかボールを奪い返せなかったじゃないですか。そういうの、なんとかしたいなって思っていたんですけど、イナさんだけはガッと寄せて(ボールを)取り切っていた」
相手ボールになった瞬間、自分のポジションを空けてでもアプローチして、ピンチの芽を摘み取ってしまう。そのボール奪取力と危機察知能力は、明らかに自身にはないものだった。それ以降、感覚やタイミングを見よう見まねで取り入れてきた。
「(試合で)対戦したり、テレビで見たりしていて、(山口)蛍くんもすごいと思いましたね。イナさんと似ているんですよね。うちのチームなら、エウソン(エウシーニョ)。スッと足を伸ばして奪い取ってしまう。ああいうの、見習いたいと思います」
9/22(金) 8:00配信 sportiva
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170922-00010002-sportiva-socc
大島僚太(MF/川崎フロンターレ)
まるで猟犬のように全速力で襲いかかり、相手の足からボールが少しでも離れれば、「ガシッ」という音が聞こえてきそうな勢いで身体を割り込ませ、ボールを奪い取る――。
こう書くと、ガンバ大阪のMF井手口陽介や、セレッソ大阪のMF山口蛍のプレーを描写しているようだが、こんなボール奪取を今、頻繁に見せているのが、川崎フロンターレが誇るプレーメーカー、大島僚太だ。
「僚太の守備は、凄いよ。どんどんよくなっているよね」
新人の頃から見守ってきた中村憲剛も、後輩への称賛を惜しまない。さらに言えば、大島の成長による恩恵を大きく受けているひとりは、他でもない中村自身でもある。もうすぐ37歳になる昨季のJリーグMVPが、後ろ髪をひかれることなく、トップ下のプレーに専念できるのも、ボランチのポジションを安心して大島に任せることができるからなのだ。
「どんどんよくなっている」と中村が言うように、大島の守備力は今シーズンに入って突然、急激に伸びたわけではない。
もともと爽やかな笑顔とは裏腹に、大島は”超”がつくほどの負けず嫌いである。
「誰に対しても『負けたくない』っていう感情がすごく芽生える。ヘディングが弱いって思われるのも嫌だし、守備ができないって思われるのも悔しい。それに、できないことがあって『悔しい』って思う感情が(自分にとって)一番の活力になるんですよ。めげることを知らないのか(笑)」
それゆえ、ボランチとして安定したプレーを披露できるようになってきたここ数年は、いかにボールを奪うかを強く意識してきた。
ヒントになったのは、チームメイトだった元日本代表ボランチである。
「間近で見ていて、すごいなって思ったのが、イナさん(稲本潤一/現コンサドーレ札幌)。あの頃、フロンターレって、なかなかボールを奪い返せなかったじゃないですか。そういうの、なんとかしたいなって思っていたんですけど、イナさんだけはガッと寄せて(ボールを)取り切っていた」
相手ボールになった瞬間、自分のポジションを空けてでもアプローチして、ピンチの芽を摘み取ってしまう。そのボール奪取力と危機察知能力は、明らかに自身にはないものだった。それ以降、感覚やタイミングを見よう見まねで取り入れてきた。
「(試合で)対戦したり、テレビで見たりしていて、(山口)蛍くんもすごいと思いましたね。イナさんと似ているんですよね。うちのチームなら、エウソン(エウシーニョ)。スッと足を伸ばして奪い取ってしまう。ああいうの、見習いたいと思います」
9/22(金) 8:00配信 sportiva
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170922-00010002-sportiva-socc
引用元:https://hayabusa9.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1506052775
2: 2017/09/22(金) 12:59:46.43 ID:CAP_USER9
こうした取り組みが実を結び、大島の明確な武器になったのは、昨シーズンあたりだろうか。鬼木達新監督を迎えた今シーズンは、もはやプレーメーカーの枠にとどまらない、総合力の極めて高いセントラルミッドフィールダーとして中盤に君臨している。
そこで、ハリルジャパンである。「デュエル(球際での強さ)」や「ボール奪取」が重視されるハリルジャパンでは今、プレーメーカータイプより、井手口や山口のような猟犬タイプのMFが重用されているが、ボールを動かす能力が不要なのかと言えば、そんなことはないだろう。
「プレーメーカータイプ」か「猟犬タイプ」か、ではなく、理想は「どちらも」。ワールドスタンダードで言えば、アンドレス・イニエスタ(バルセロナ/スペイン代表)も、ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード/クロアチア代表)も、アルトゥール・ビダル(バイエルン/チリ代表)も、ラジャ・ナインゴラン(ローマ/ベルギー代表)も、ボールを自在に扱いながら、ボールを回収する能力にも長けている。
大島もまた、「どちらも」備えたユニバーサルなミッドフィールダーに成長を遂げた。
スタメンに抜擢された昨年9月のロシアW杯アジア最終予選のUAE戦以来、ここまで出場機会はなく、昨年の10月シリーズを最後に約1年間、日本代表からも遠ざかっている。
だが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はその後も何度か、「大島は挨拶がない」と口にしている。指揮官にとってみれば、シャイな性格が歯がゆくて仕方がないのだろう。しかし、戦力として考えていなければ、その能力に期待していなければ、名前を出すこともないはずだ。
ここで推薦するまでもなく、おそらく10月のキリンチャレンジカップや11月の欧州遠征のメンバーリストの中に、大島僚太の名前はあるだろう。もし、なかったら……そのときは、ハリルホジッチ監督に、疲れ目に効く目薬でもプレゼントするしかない。
飯尾篤史●文 text by Iio Atsushi
そこで、ハリルジャパンである。「デュエル(球際での強さ)」や「ボール奪取」が重視されるハリルジャパンでは今、プレーメーカータイプより、井手口や山口のような猟犬タイプのMFが重用されているが、ボールを動かす能力が不要なのかと言えば、そんなことはないだろう。
「プレーメーカータイプ」か「猟犬タイプ」か、ではなく、理想は「どちらも」。ワールドスタンダードで言えば、アンドレス・イニエスタ(バルセロナ/スペイン代表)も、ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード/クロアチア代表)も、アルトゥール・ビダル(バイエルン/チリ代表)も、ラジャ・ナインゴラン(ローマ/ベルギー代表)も、ボールを自在に扱いながら、ボールを回収する能力にも長けている。
大島もまた、「どちらも」備えたユニバーサルなミッドフィールダーに成長を遂げた。
スタメンに抜擢された昨年9月のロシアW杯アジア最終予選のUAE戦以来、ここまで出場機会はなく、昨年の10月シリーズを最後に約1年間、日本代表からも遠ざかっている。
だが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はその後も何度か、「大島は挨拶がない」と口にしている。指揮官にとってみれば、シャイな性格が歯がゆくて仕方がないのだろう。しかし、戦力として考えていなければ、その能力に期待していなければ、名前を出すこともないはずだ。
ここで推薦するまでもなく、おそらく10月のキリンチャレンジカップや11月の欧州遠征のメンバーリストの中に、大島僚太の名前はあるだろう。もし、なかったら……そのときは、ハリルホジッチ監督に、疲れ目に効く目薬でもプレゼントするしかない。
飯尾篤史●文 text by Iio Atsushi
3: 2017/09/22(金) 13:02:26.93 ID:5GvIsCE/0
いらね
4: 2017/09/22(金) 13:03:02.15 ID:T2QYUy0g0
まず海外に出てみろ
7: 2017/09/22(金) 13:03:30.72 ID:IKN7TlSK0
大島の技術で185くらいあったらよかったのにな
11: 2017/09/22(金) 13:09:12.18 ID:oFVAZH+G0
どう考えてもボランチでは代表レベルではないだろう。
もっと前目で使うべき。
もっと前目で使うべき。
13: 2017/09/22(金) 13:13:13.98 ID:qa2la3g60
今くらいから様々な思惑による推薦合戦に突入するんだろうな
前回の時は7733が南野推してて笑止千万だったが
前回の時は7733が南野推してて笑止千万だったが
14: 2017/09/22(金) 13:13:36.73 ID:XROeRDwF0
ああチャナティップにあっさり奪われて小林と猛烈に追いかけて自陣ゴール前で倒してファールしちゃった彼か
やっぱり代表クラスが相手だとJ専なんだよなぁ
やっぱり代表クラスが相手だとJ専なんだよなぁ
17: 2017/09/22(金) 13:14:52.90 ID:a3ksawhT0
ACL勝ち進めてたらな
21: 2017/09/22(金) 13:19:39.70 ID:J8XcUmS90
とりあえず海外行けよ
36: 2017/09/22(金) 13:30:43.50 ID:Lxe691Kb0
40: 2017/09/22(金) 13:31:43.17 ID:UC7XUYTR0
コロコロパス
41: 2017/09/22(金) 13:32:39.26 ID:/qiEM+3M0
大島の場合一番はメンタルだろうな
寺社仏閣めぐりするんなら一箇所で座禅でも組んでこい
寺社仏閣めぐりするんなら一箇所で座禅でも組んでこい
43: 2017/09/22(金) 13:34:19.43 ID:ih5ejOvD0
井手口の控えに呼んでおけばいいんじゃないか
44: 2017/09/22(金) 13:35:15.76 ID:qe9gOc0D0
色々軽すぎると思っていたが以前からやらかしてたことを大事な最終予選初戦で案の定またやらかした
親善お試しないのは気の毒だったが
あのプレースタイルで海外オファーない時点でお察し
親善お試しないのは気の毒だったが
あのプレースタイルで海外オファーない時点でお察し
この記事へのコメント
コメント一覧
代表入りあるならロシア明けか
ただ、それも本大会の組合せ次第だろうけど
恥ずかしい。
無知が恥ずかしいね。
柴崎にしろ高卒1年目から大きいクラブで10試合以上出てる奴らが弱いわけない。
柴崎が完全に定着してて、その上でバックアップand競争相手ということなら分かるが
実際柴崎も立場は微妙なわけで…
名前が出るのが不思議だわ、圧力が強い相手にはきびしい
UAE戦も連携があんまりなだけでビビってるわけじゃなさそうだった
確実に呼んだほうがいい
あとみんな大好き井手口くんも日本でしかやってねーからww
ただ同じようなタイプでの選手として香川も柴崎もいるので代表に割って入るのはかなり難しいと言わざるをえない
ボールを持った時の自信溢れる姿勢が良い
小柄だけど、運動センスはかなりいいと思う
身長が180でこういったセンスのある選手が出てきたら日本ももうワンランク上に行けるかもね
国際試合のガチ試合だと高さが無い選手ばかりだと絶対詰む
大久保がいなくなって、今期は一皮むけた。今の代表にも俺はあうと思う。
こないだの横浜戦の守備、大変良かった。ただ、ちょこちょこ怪我してるのだけが心配。
鹿島戦見たけど、あの試合の大島はほんと良かったよ
選択肢が多くて困る事ないんだから、柴崎や香川と競争させれば良いと思う
代表にはいらないです
柴崎は劣化版セスクだな
期待してるよ
マルチにできる選手でもないだろうし。
そのネチネチメンタルこそ治せよ。
JのボランチだったらNO.1だろ
ウィングだって、乾と浅野がスタメン当確なのか?
違うよね。
あの試合の戦術が基礎になるとは言ってたけど、ベストメンバーではないとも言ってたんだよね。
都合が悪いから、ほぼマスコミはスルーして報じなかったけど。
特に柴崎はどーなん?柴崎と大島競わせるぐらいじゃね?井手口は相手によってだと思うぞ。
オーストラリア戦があまりにも美化されすぎ。
サウジには負けてるのを思いだせよ。今回のオーストラリアはかなり酷かったぞ
橋本曰く、大島は前目のポジション(エリア1?)で効果を発揮する選手だってよ。
※エリア1~3まであり、エリア1が敵陣に近い位置、2、3といくに従い自陣に近くなる。
トップ下では他候補に勝てない
はなから海外行く気ないJ専はスルーでOK
守備力重視のハリルホジッチが選ぶとは思えん
もともとの能力は文句なしのはず。
あれは100%ハリルがアホだった。
別に今呼ばないとしいけない選手でもねえわ
はっきり言って言い訳にしか聞こえない