1: 2018/01/09(火) 23:32:47.15 ID:CAP_USER9
蹴球最前線──ワールドフットボール観戦術── vol.4
新年早々から各地で最高峰の戦いが繰り広げられる欧州各国のサッカーリーグ。この企画では、その世界トップの魅力、そして観戦術を目利きたちが語り合います。
サッカーの試合実況で日本随一のキャリアを持つ倉敷保雄、
サッカージャーナリスト、サッカー中継の解説者として長年フットボールシーンを取材し続ける中山淳、
スペインでの取材経験を活かし、現地情報、試合分析に定評のある小澤一郎──。
今回のテーマは、リーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)で活躍するふたりの日本人選手、乾貴士と柴崎岳。3氏が彼らの活躍の要因を考察します。
――今回は、ラ・リーガでプレーしているヘタフェの柴崎岳と、エイバルの乾貴士というふたりの日本人選手についてお話を伺いたいと思います。
まず、初めてラ・リーガの舞台を経験している柴崎について、お三方はどのように見ていますか?
<小澤> 柴崎については、昨季のシーズン途中に加入したテネリフェ(2部)で結果を残せたことが大きかったと思います。
確かに加入当初は環境に馴染めず、肉体的にも精神的にも厳しい状況だったと思いますが、その苦しい時期をよくぞ持ちこたえてくれた。
僕もスペイン人の知り合いから、カナリア諸島はスペインではない、とよく聞きますが、あそこは地理的にもアフリカ大陸に近くて、風土的にも本土とは異なっています。
そういう難しい環境のなか、半年という短い時間の中で最終的にフィットさせて、チームの昇格プレーオフ出場の原動力となったことは評価に値すると思います。
しかも、シーズン終了後にはクラブのフロントからチームに残ってほしいとまで言われて契約延長オファーも受けています。
結局、個人としての1部昇格を目指して契約満了でクラブを離れましたが、テネリフェでしっかり評価を勝ち取ったことは今季のヘタフェでの適応、活躍につながっていると思います。
<中山>
僕は1度カナリア諸島に行ったことがありますが、確かにあそこには本土とは異なる風土があると感じました。
だから、むしろ柴崎が初めてプレーしたクラブがテネリフェだったことが、結果的には彼にとってよかったのではないかと思っています。
というのも、常春のカナリア諸島には年間を通して観光客が多く、人々のホスピタリティ精神も高い。しかもテネリフェ島は、ラスパルマスがあるグランカナリア島よりも小さくて、
遠い日本から小さな島にやって来た彼を地元のみんなで手助けしたいという気持ちが、より強かったと思うんです。
本土のクラブでプレーしていたら、もしかしたら最初のつまずきの時にクラブやファンからそっぽを向かれていたかもしれません。でも、テネリフェ島の人々はそうではなかった。
その島全体の期待に対して、最終的に柴崎がプレーで応えることができたことが、間違いなく現在の彼の評価につながっていると思います。
1/9(火) 11:51配信 スポルティーバ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180109-00010003-sportiva-socc&p=1
新年早々から各地で最高峰の戦いが繰り広げられる欧州各国のサッカーリーグ。この企画では、その世界トップの魅力、そして観戦術を目利きたちが語り合います。
サッカーの試合実況で日本随一のキャリアを持つ倉敷保雄、
サッカージャーナリスト、サッカー中継の解説者として長年フットボールシーンを取材し続ける中山淳、
スペインでの取材経験を活かし、現地情報、試合分析に定評のある小澤一郎──。
今回のテーマは、リーガ・エスパニョーラ(ラ・リーガ)で活躍するふたりの日本人選手、乾貴士と柴崎岳。3氏が彼らの活躍の要因を考察します。
――今回は、ラ・リーガでプレーしているヘタフェの柴崎岳と、エイバルの乾貴士というふたりの日本人選手についてお話を伺いたいと思います。
まず、初めてラ・リーガの舞台を経験している柴崎について、お三方はどのように見ていますか?
<小澤> 柴崎については、昨季のシーズン途中に加入したテネリフェ(2部)で結果を残せたことが大きかったと思います。
確かに加入当初は環境に馴染めず、肉体的にも精神的にも厳しい状況だったと思いますが、その苦しい時期をよくぞ持ちこたえてくれた。
僕もスペイン人の知り合いから、カナリア諸島はスペインではない、とよく聞きますが、あそこは地理的にもアフリカ大陸に近くて、風土的にも本土とは異なっています。
そういう難しい環境のなか、半年という短い時間の中で最終的にフィットさせて、チームの昇格プレーオフ出場の原動力となったことは評価に値すると思います。
しかも、シーズン終了後にはクラブのフロントからチームに残ってほしいとまで言われて契約延長オファーも受けています。
結局、個人としての1部昇格を目指して契約満了でクラブを離れましたが、テネリフェでしっかり評価を勝ち取ったことは今季のヘタフェでの適応、活躍につながっていると思います。
<中山>
僕は1度カナリア諸島に行ったことがありますが、確かにあそこには本土とは異なる風土があると感じました。
だから、むしろ柴崎が初めてプレーしたクラブがテネリフェだったことが、結果的には彼にとってよかったのではないかと思っています。
というのも、常春のカナリア諸島には年間を通して観光客が多く、人々のホスピタリティ精神も高い。しかもテネリフェ島は、ラスパルマスがあるグランカナリア島よりも小さくて、
遠い日本から小さな島にやって来た彼を地元のみんなで手助けしたいという気持ちが、より強かったと思うんです。
本土のクラブでプレーしていたら、もしかしたら最初のつまずきの時にクラブやファンからそっぽを向かれていたかもしれません。でも、テネリフェ島の人々はそうではなかった。
その島全体の期待に対して、最終的に柴崎がプレーで応えることができたことが、間違いなく現在の彼の評価につながっていると思います。
1/9(火) 11:51配信 スポルティーバ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180109-00010003-sportiva-socc&p=1
<倉敷>
僕は、昇格プレーオフにおける彼の印象がとてもよかったと感じています。たとえば日本人選手が海外で挑戦する時、チャンスを生かせる選手と生かせない選手がいますが、
彼はそのチャンスをものにできた。その背景には、彼がどのエリアでプレーして評価されたのかという部分もあると思います。
監督がそれを見つけ出したことも含めて、あの昇格プレーオフでの彼のプレーぶりを小澤さんはどのように見ていますか?
<小澤>
プレーオフのみならず、やはり貪欲にゴールを狙うという姿勢を見せたことが大きかったと思います。半年間の契約の中で結果と評価を得るためには、やはりゴールすることが最もそれに直結します。
実際、柴崎は左のアウトサイドからゴールやペナルティーボックスに近いエリアでプレーするようになって、右からのクロスに対してもセンターフォワードのようなゴール前の入り方をしていました。
サイドでの仕掛けの局面でも積極性が見えていましたし、とにかく「各局面から結果を出す」ことにこだわるプレーをしていたのが良かったと思います。
それと、監督のホセ・ルイス・マルティは現役時代にセビージャやマジョルカでボランチとして活躍し、スペイン語で「saber jugar(=フットボールを知っている)」選手として高く評価されてきた人物で、
監督としても戦術的にとても整理されたものを持っています。そういう監督のもとでプレーしたことで彼のフットボールインテリジェンスも上がり、ボールを持っていない時の動き、
特に守備の部分では日本でプレーしていた頃よりもアプローチのスピードや複数の相手をつかまえるポジショニングでスケールアップした印象がありますね。
<倉敷>
やはりアタッカーの選手が現地で評価を得るためには、ゴールは大事ですよね。
特にビッグクラブと対戦した時などの大きな試合でゴールを決め、一気に評価を上げた日本人選手は過去にも少なくありません。
たとえばローマ時代の中田英寿がユベントス戦で途中出場して、ゴールを決めるなど救世主的な活躍を見せたり、
高原直泰がハンブルガーSVに加入したシーズンに当時連続無失点記録を継続中だったバイエルンのGKオリバー・カーンからゴールを奪ったり。
同じように、今季ヘタフェに移籍した柴崎もバルセロナ戦でスーパーボレーシュートを決めて新天地での評価をつかみ取ることができました。
<中山>
第4節というかなり早い時期に、しかもホームのファンの前でやってのけた。今季は彼にとっては初めてのラ・リーガだったわけですが、
あのゴールは挨拶代わりの一発として、ものすごいインパクトがあったと思いますね。
残念ながらその試合の後半に負傷交代してしばらく戦列を離れてしまいましたが、ファンやメディアはあのゴールがずっと頭に残っていたはずです。
復帰戦となった第15節(2017年12月9日)のエイバル戦で、柴崎が途中交代でピッチに入った時の大歓声は、その証明だったと思います。
――バルセロナ相手にゴールを決めたという点では、エイバルの乾も同じです。
昨季の最終節、カンプ・ノウで2ゴールを決めたことが日本でも大きな話題になりました。その乾について、みなさんはどのように評価していますか?
つづく
僕は、昇格プレーオフにおける彼の印象がとてもよかったと感じています。たとえば日本人選手が海外で挑戦する時、チャンスを生かせる選手と生かせない選手がいますが、
彼はそのチャンスをものにできた。その背景には、彼がどのエリアでプレーして評価されたのかという部分もあると思います。
監督がそれを見つけ出したことも含めて、あの昇格プレーオフでの彼のプレーぶりを小澤さんはどのように見ていますか?
<小澤>
プレーオフのみならず、やはり貪欲にゴールを狙うという姿勢を見せたことが大きかったと思います。半年間の契約の中で結果と評価を得るためには、やはりゴールすることが最もそれに直結します。
実際、柴崎は左のアウトサイドからゴールやペナルティーボックスに近いエリアでプレーするようになって、右からのクロスに対してもセンターフォワードのようなゴール前の入り方をしていました。
サイドでの仕掛けの局面でも積極性が見えていましたし、とにかく「各局面から結果を出す」ことにこだわるプレーをしていたのが良かったと思います。
それと、監督のホセ・ルイス・マルティは現役時代にセビージャやマジョルカでボランチとして活躍し、スペイン語で「saber jugar(=フットボールを知っている)」選手として高く評価されてきた人物で、
監督としても戦術的にとても整理されたものを持っています。そういう監督のもとでプレーしたことで彼のフットボールインテリジェンスも上がり、ボールを持っていない時の動き、
特に守備の部分では日本でプレーしていた頃よりもアプローチのスピードや複数の相手をつかまえるポジショニングでスケールアップした印象がありますね。
<倉敷>
やはりアタッカーの選手が現地で評価を得るためには、ゴールは大事ですよね。
特にビッグクラブと対戦した時などの大きな試合でゴールを決め、一気に評価を上げた日本人選手は過去にも少なくありません。
たとえばローマ時代の中田英寿がユベントス戦で途中出場して、ゴールを決めるなど救世主的な活躍を見せたり、
高原直泰がハンブルガーSVに加入したシーズンに当時連続無失点記録を継続中だったバイエルンのGKオリバー・カーンからゴールを奪ったり。
同じように、今季ヘタフェに移籍した柴崎もバルセロナ戦でスーパーボレーシュートを決めて新天地での評価をつかみ取ることができました。
<中山>
第4節というかなり早い時期に、しかもホームのファンの前でやってのけた。今季は彼にとっては初めてのラ・リーガだったわけですが、
あのゴールは挨拶代わりの一発として、ものすごいインパクトがあったと思いますね。
残念ながらその試合の後半に負傷交代してしばらく戦列を離れてしまいましたが、ファンやメディアはあのゴールがずっと頭に残っていたはずです。
復帰戦となった第15節(2017年12月9日)のエイバル戦で、柴崎が途中交代でピッチに入った時の大歓声は、その証明だったと思います。
――バルセロナ相手にゴールを決めたという点では、エイバルの乾も同じです。
昨季の最終節、カンプ・ノウで2ゴールを決めたことが日本でも大きな話題になりました。その乾について、みなさんはどのように評価していますか?
つづく
引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1515508367
3: 2018/01/09(火) 23:33:58.44 ID:CAP_USER9
<中山>
乾はラ・リーガ3季目ですけど、個人的には昨季の変化に注目していました。これはエイバルに加入する前のボーフムやフランクフルト(ドイツ)でプレーしていた時にも言えたことですけど、
それまでは守備面に多くの課題を抱えていて、それが出場時間にも表れていたと思うんです。
しかし、昨シーズンの途中から、守備時のポジション、攻から守への切り替え、1対1の対応といった部分で進化した印象があります。
エイバルのホセ・ルイス・メンディリバル監督もその部分を評価するコメントを何度もしていますが、それがコンスタントに活躍できるようになった最大の要因だと思います。
特に守備時の1対1の局面で、相手との間合いをつかめるようになった。これは攻撃時に仕掛ける場面でも役立っていて、彼が得意とするカットインからのシュートやパスが目立つようになってきたのは、
その感覚をつかめるようになった証拠だと見ています。ドリブル突破する時はまず相手を動かす必要があるので、自分の間合いで仕掛けられないと難しいですからね。
<倉敷>
実は、現在乾選手のやっていることは、かつて松井大輔選手がフランスでやっていたこととすごく近いと感じているんです。ポジションや仕掛けるというプレースタイルもそうですが、
(日本の)インターナショナルマッチ、特に強豪を相手にした時に必要なことを、いつも松井選手がやってくれていた。そこが、現在の乾選手に重なって見えます。
所属クラブのエイバルも、松井選手が所属していたル・マンと通じるものがある気がしているんですが、中山さんはどう思いますか?
<中山>
クラブの規模からしても、確かに似ていますね。乾もドイツ2部のボーフムで海外挑戦を始めましたが、松井が初めて海外でプレーしたのもフランス2部のル・マン。
1年でリーグアンに昇格して、そこからル・マンの黄金時代が到来してUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)出場権獲得までもう一歩のところまでいきました。おっしゃる通り、まるで現在のエイバルの状況とそっくりですね(笑)。
<小澤>
乾については、クラブ選びがいちばんだと思っています。個人的に、日本人選手はスペインの真ん中よりも下の地域、具体的に言うと南部の海沿いのクラブには行かないほうがいいと思っていまして。
地中海に面した海沿いの街は人々がとても情熱的で、いわゆる「情熱の国スペイン」という一般的なスペインのイメージと合致する地域です。その典型的な地域がアンダルシア地方なわけですが、
清武弘嗣がプレーしたセビージャや、同じ町のベティスを見てもらえるとわかると思いますが、ファンがすごく熱狂的な一方で、結果が出ない時はすごく厳しい。評価が1日でコロっと変わってしまうほどプレーするのが難しい地域、町です。
たとえば、今季からボール保持志向の強いキケ・セティエンを監督に招聘したベティスも、開幕当初は結果も出て調子も良かったんですけど、結果が出なくなった途端に監督解任論が巻き起こりました。
そういう難しい地域のクラブでプレーするより、日本人選手はエイバルのような北部の小さな町のクラブが合っている気がします。
特にエイバルがあるバスク地方には、日本人やドイツ人に似て本当に真面目な人が多いですし、パイス・バスコ(バスク国)はあらゆる面で”スペインではない”ですから。そういう点で、乾のクラブ選びは大正解だったと。
乾はラ・リーガ3季目ですけど、個人的には昨季の変化に注目していました。これはエイバルに加入する前のボーフムやフランクフルト(ドイツ)でプレーしていた時にも言えたことですけど、
それまでは守備面に多くの課題を抱えていて、それが出場時間にも表れていたと思うんです。
しかし、昨シーズンの途中から、守備時のポジション、攻から守への切り替え、1対1の対応といった部分で進化した印象があります。
エイバルのホセ・ルイス・メンディリバル監督もその部分を評価するコメントを何度もしていますが、それがコンスタントに活躍できるようになった最大の要因だと思います。
特に守備時の1対1の局面で、相手との間合いをつかめるようになった。これは攻撃時に仕掛ける場面でも役立っていて、彼が得意とするカットインからのシュートやパスが目立つようになってきたのは、
その感覚をつかめるようになった証拠だと見ています。ドリブル突破する時はまず相手を動かす必要があるので、自分の間合いで仕掛けられないと難しいですからね。
<倉敷>
実は、現在乾選手のやっていることは、かつて松井大輔選手がフランスでやっていたこととすごく近いと感じているんです。ポジションや仕掛けるというプレースタイルもそうですが、
(日本の)インターナショナルマッチ、特に強豪を相手にした時に必要なことを、いつも松井選手がやってくれていた。そこが、現在の乾選手に重なって見えます。
所属クラブのエイバルも、松井選手が所属していたル・マンと通じるものがある気がしているんですが、中山さんはどう思いますか?
<中山>
クラブの規模からしても、確かに似ていますね。乾もドイツ2部のボーフムで海外挑戦を始めましたが、松井が初めて海外でプレーしたのもフランス2部のル・マン。
1年でリーグアンに昇格して、そこからル・マンの黄金時代が到来してUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)出場権獲得までもう一歩のところまでいきました。おっしゃる通り、まるで現在のエイバルの状況とそっくりですね(笑)。
<小澤>
乾については、クラブ選びがいちばんだと思っています。個人的に、日本人選手はスペインの真ん中よりも下の地域、具体的に言うと南部の海沿いのクラブには行かないほうがいいと思っていまして。
地中海に面した海沿いの街は人々がとても情熱的で、いわゆる「情熱の国スペイン」という一般的なスペインのイメージと合致する地域です。その典型的な地域がアンダルシア地方なわけですが、
清武弘嗣がプレーしたセビージャや、同じ町のベティスを見てもらえるとわかると思いますが、ファンがすごく熱狂的な一方で、結果が出ない時はすごく厳しい。評価が1日でコロっと変わってしまうほどプレーするのが難しい地域、町です。
たとえば、今季からボール保持志向の強いキケ・セティエンを監督に招聘したベティスも、開幕当初は結果も出て調子も良かったんですけど、結果が出なくなった途端に監督解任論が巻き起こりました。
そういう難しい地域のクラブでプレーするより、日本人選手はエイバルのような北部の小さな町のクラブが合っている気がします。
特にエイバルがあるバスク地方には、日本人やドイツ人に似て本当に真面目な人が多いですし、パイス・バスコ(バスク国)はあらゆる面で”スペインではない”ですから。そういう点で、乾のクラブ選びは大正解だったと。
<倉敷>
あの小さなエイバルの街にもすっかり馴染んだんじゃないですか?
<小澤>
ええ。特にエイバルは近郊にあるサン・セバスチャンのような都市部に住んでいる選手も多いのですが、彼はサッカーに集中したいという理由もあって、エイバルの街に住んでいます。
街の人々と日常的に接することができるし、声もかけてもらえるという環境選びをしたことも、意外と重要だったと思いますね。
それと、乾が活躍できるようになったもうひとつの要因として僕が感じているのは、同じバスク地方のビルバオ在住の日本人で、
UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)プロライセンスまで取得した指導者である岡崎篤さんが1年目に彼の通訳を務めたことですね。
スペイン語が話せる日本人の方は他にもいますが、その中でスペインのフットボールを理解している人、しかも日本で言うS級ライセンスまで取得して、現地で指導者として活躍している人はそう多くはいません。
そういう人が、ラ・リーガ初挑戦となったシーズンに通訳として付いてくれたことは乾にとってすごく幸運だったと思いますし、ピッチ内外で大きな助けになったと思いますね。
<倉敷>
日本語と、通訳する先の国の言葉の両方の理解があって、なおかつ競技の理解もある人というのは、探してもなかなか見つからないですしね。奇跡的なことだと思います。
<中山>
これから新たにラ・リーガでプレーする日本人選手も出てくると思いますけど、その国の言葉を覚えるという部分は軽視してほしくないですね。
全員とは言いませんが、海外で成功した日本人選手のほとんどは、それなりに言葉の壁をクリアしていますから。
<小澤>
言葉を理解することができれば、よりサッカーの戦術的な理解度を深めることができると思うんです。ラ・リーガは欧州の中でも戦術的レベルが高いリーグだと認識していますし、
そこがラ・リーガにもっと多くの日本人選手が挑戦してほしいと考えている理由のひとつでもあります。しっかりした監督の指導のもとでプレーすることによって、そういった部分を日本代表、引いては日本サッカー界にたくさん持ち帰ってほしいですね。
あの小さなエイバルの街にもすっかり馴染んだんじゃないですか?
<小澤>
ええ。特にエイバルは近郊にあるサン・セバスチャンのような都市部に住んでいる選手も多いのですが、彼はサッカーに集中したいという理由もあって、エイバルの街に住んでいます。
街の人々と日常的に接することができるし、声もかけてもらえるという環境選びをしたことも、意外と重要だったと思いますね。
それと、乾が活躍できるようになったもうひとつの要因として僕が感じているのは、同じバスク地方のビルバオ在住の日本人で、
UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)プロライセンスまで取得した指導者である岡崎篤さんが1年目に彼の通訳を務めたことですね。
スペイン語が話せる日本人の方は他にもいますが、その中でスペインのフットボールを理解している人、しかも日本で言うS級ライセンスまで取得して、現地で指導者として活躍している人はそう多くはいません。
そういう人が、ラ・リーガ初挑戦となったシーズンに通訳として付いてくれたことは乾にとってすごく幸運だったと思いますし、ピッチ内外で大きな助けになったと思いますね。
<倉敷>
日本語と、通訳する先の国の言葉の両方の理解があって、なおかつ競技の理解もある人というのは、探してもなかなか見つからないですしね。奇跡的なことだと思います。
<中山>
これから新たにラ・リーガでプレーする日本人選手も出てくると思いますけど、その国の言葉を覚えるという部分は軽視してほしくないですね。
全員とは言いませんが、海外で成功した日本人選手のほとんどは、それなりに言葉の壁をクリアしていますから。
<小澤>
言葉を理解することができれば、よりサッカーの戦術的な理解度を深めることができると思うんです。ラ・リーガは欧州の中でも戦術的レベルが高いリーグだと認識していますし、
そこがラ・リーガにもっと多くの日本人選手が挑戦してほしいと考えている理由のひとつでもあります。しっかりした監督の指導のもとでプレーすることによって、そういった部分を日本代表、引いては日本サッカー界にたくさん持ち帰ってほしいですね。
6: 2018/01/09(火) 23:34:58.69 ID:eTUnJmYa0
日本一のリーガ通サッカージャーナリストの
小宮さんのコメントがないんだが?
小宮さんのコメントがないんだが?
8: 2018/01/09(火) 23:36:21.64 ID:tG80zcmq0
まだ「成功した」と断言するのは早いだろ
クラブを去るまでは本当の評価はできない
クラブを去るまでは本当の評価はできない
9: 2018/01/09(火) 23:36:33.01 ID:bU4didLC0
乾はともかく柴崎は成功してるの?
52: 2018/01/09(火) 23:56:03.00 ID:D1t9KYut0
>>9
バルサから1点取ったら成功らしいぞ
バルサから1点取ったら成功らしいぞ
11: 2018/01/09(火) 23:37:22.25 ID:2BFfrYYy0
日本人が共有してる海外経験がある程度蓄積されてきた結果だろ
14: 2018/01/09(火) 23:37:49.18 ID:Xm8O6RLA0
正解じゃない
15: 2018/01/09(火) 23:39:00.30 ID:VZAlzlDm0
柴崎は評価保留だろ
まずは怪我直せ
まずは怪我直せ
18: 2018/01/09(火) 23:40:57.46 ID:dVHYsI330
成・・功・・・?
20: 2018/01/09(火) 23:42:13.96 ID:hXEhAntY0
乾は一定の成功を収めてるけど柴崎もなのか?w
22: 2018/01/09(火) 23:42:47.60 ID:1QZimlO+0
柴崎は成功してないだろw
24: 2018/01/09(火) 23:43:00.99 ID:ewGt6ma30
正解じゃない
もう1人いるんだよね
もう1人いるんだよね
41: 2018/01/09(火) 23:50:18.80 ID:SzsYMUGA0
>>24
俊さんドリブル全く通用してなくて悲しかった
俊さんドリブル全く通用してなくて悲しかった
25: 2018/01/09(火) 23:43:31.10 ID:Dj8igAmr0
柴崎は何試合出たよ
まだこれから
まだこれから
26: 2018/01/09(火) 23:43:50.02 ID:Zil5Wrv90
どちらも成功はしてない
乾はスタメンで出てるがそれを成功と言うのは安っぽ過ぎる
乾はスタメンで出てるがそれを成功と言うのは安っぽ過ぎる
34: 2018/01/09(火) 23:45:32.05 ID:nIdbu7490
柴崎はまだ早いだろ
ブンデスならあれくらいできりゃ
ゆるゆる居残れるだろうが
リーガは外人枠があるから明確な結果を出せないとすぐ潮目が変わるぞ
乾はそのへんもラッキーだった
エイバルは金がないし、なのに残留争いにも巻き込まれてもないから
乾ごときに外人枠を使ってられるか!みたいな状況が発生しなかった
そんでそうこうしてるうちに
チームのベストプレイヤーの一人になっちゃった
ブンデスならあれくらいできりゃ
ゆるゆる居残れるだろうが
リーガは外人枠があるから明確な結果を出せないとすぐ潮目が変わるぞ
乾はそのへんもラッキーだった
エイバルは金がないし、なのに残留争いにも巻き込まれてもないから
乾ごときに外人枠を使ってられるか!みたいな状況が発生しなかった
そんでそうこうしてるうちに
チームのベストプレイヤーの一人になっちゃった
35: 2018/01/09(火) 23:48:05.72 ID:hWypkNXpO
城、西澤、中村俊輔
40: 2018/01/09(火) 23:49:57.53 ID:5Z5dfb4c0
うまいからでしょ
42: 2018/01/09(火) 23:51:42.56 ID:fkezjAgf0
乾はともかく柴崎はまだ成功とはいえん
60: 2018/01/10(水) 00:05:44.37 ID:iDFAwq5J0
そこそこ活躍
乾
通用
大久保、城、柴崎
失敗
家長、清武
論外
中村俊、ハーフナー、西澤
乾
通用
大久保、城、柴崎
失敗
家長、清武
論外
中村俊、ハーフナー、西澤
68: 2018/01/10(水) 00:15:55.66 ID:EcouybrO0
柴崎は全く成功してないだろ
この記事へのコメント
コメント一覧
リーガ下位で試合に出られる状況なら余裕で通用してたよ(怪我しなければ)
怪我してて前半戦半分以上棒に振ったんだから
乾は普通に成功だろ
基準がおかしいんだよね
中堅チームのサイドアタッカーで10得点できたらビッグクラブだわ
アカンかったら半年でブンデスどっか買ってくれるやろとか思ってたんちゃう?現実はヘルタがレンタルで貸してくれ以外はセレッソしかオファーなかったわけだけど
どこまでいけるか。
柴崎に関しては怪我が無ければ3.4年はリーガで行ける。というか行ってほしい。カタールで代表引っ張ってほしい。
とかく、ロシアは乾が攻撃のキーだろ。リーガで得点上げていって欲しい。
柴崎はまだこれからだよね
一部で何試合出たんだ?
それとフランクフルトは鎌田じゃなくて田川取れば良かったのに(笑)
今の活躍度でもう1シーズンフル稼働できたら成功だと思う。
柴崎はいくらなんでも評価にはまだ早い。
柴崎はなんとも言えない
よーわからん
結果的にその息子さんは亡くなったみたいだし。
色々タイミングが悪かった。
あと乾は一定の成功をおさめてるけど柴崎はまだ評価できない。
タイミングも何もない
なんかあめーなー
誰の話してるの?w
お前ら最低だなw
プレーがリーガ下位にも通用してなかったのですが
単純にリーガに通用していなかった 全タッチ集でも見て振り返れ
トラップとドリブルのレべル低い選手はリーガ無理
タッチとパスの一つ一つの質とビジョンで柴崎に負けてるし、バルサレアルから3点取ってるから恐れてるのさ。柴崎はドリブルも一人は剥がしていけるし、シュートも上手い。体もゴツい。おまけにイケメン
釣れないだろ、それじゃ笑笑
俊さんは色んなタイミングが悪かったね
怪我や体調不良、言葉、監督、移籍のタイミングとか
ハーフナーはハーフナー自身もだけどコルドバの選手がみんな下手で監督も打つ手なしでどうしようもない
スタメンに入ってれば成功
でなければ失敗
活躍は成功の一ランク上で目に見える結果が出てる場合と考えている
リーガは中身をちゃんと見ている感じする。目に見える結果がなくても
ゴールが無いからって批判されてた岡崎が実は優勝のカギだったとかね
普通とか及第点って感じですかね
守備のタスクは完璧に理解してるし、独力で相手剥がす技術持ってるし。
チーム選びも良かったな、世界一のMF大国で外国籍の人間が生き残るのは並大抵じゃないよ。
、初めて通用したになるらしいからな
乾も柴崎も成功どころか、通用したにすら程遠いな
ここまでの地位を確立した日本人はこれまでいなかったからね
でも、リーガでEL・CL出れるようになって最低でもカップ戦かリーグ優勝してようやく本当の成功といえると思う
最近やっとゴールしたけど得点に絡んでないのは本人も気にしてたし、10ゴールしろとは言わんがアシストとかキーパスが全然物足りないわ
FWの岡崎のレスターでのことを考えれば数字よりもチームの成績の方が大事だと思う。乾のポジションなら特にそう。
エイバルは乾加入してからいい順位にいると思うし、サイドアタッカーとしてのチャンスメイクはかなり多いけどな。キーパスって、乾はパサーなのか?
成功は岡崎、乾くらいじゃね?
柴崎はこれから、
まあどっちもまだまだこれからだろ
成功ってなんだよ。試合でる事か?
香川支持者とやらが柴崎批判してもしゃーないやん…柴崎がまだ成功と言われないから香川支持者が批判してるんだーっか?違うやろ。
普通に柴崎応援してやれ。ここに住んでるいつもの香川嫌いの人なら話しは別だけど…
日本の中で言ってるぐらいならいいが…恥ずかしから声をあげんじゃねーぞ。
怪我以外でベンチから外れる事は少なく、リーグ戦の半分程度は出場数がある(≒スタメンかサブかはともかく、監督に使ってもらえてはいる)シーズンが複数ある
→通用
シーズン通してチーム内でほぼレギュラーを確保できてた年が複数ある
→成功
更にシーズン中に節ベスイレ、ダブル以上、MoM等が複数回ある
→活躍
てことは乾は活躍でオッケーか
昨シーズンまでの乾って、ベスイレとかMoMとか何回か取ってたっけ?
少なくともレギュラー確保してるのは間違いないから
今季の終わりまで今の調子でいけば「スペインで活躍した」って胸張って言えるだろうな。
胸はっちゃーいかんでしょ
ほんまに内々で褒め合うぐらいにしといてくれよ。リーガで試合に出てる選手全員成功になっちまうぞ。
日本人選手としては、っていうのが前提の話でしょ。リーガで乾ほどはやれたやつ居ないんだから。
なんでそう卑屈なの。誰も乾がワールドクラスの選手だとか言ってねぇよ。