韓国代表チームは翌26日に帰国し、ナショナルトレーニングセンターに移動して練習をしながら集団隔離に入ったという。同紙は「幸いにも今回の韓国代表から感染者は出ていないが、感染リスクのある場に選手を押し込んだ、という批判が存在するのも事実だ。結果的に防疫は正常に行われなかったのだから」と苦言を呈する。

　韓国Ｋリーグでは徹底した防疫を敢行しているようだ。「Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は昨年、徹底したマニュアルを確立してリーグを運営した。序盤こそ試行錯誤を経験したものの、いまは水の漏れる暇もないような防疫で観客の入場を許容し、シーズンを進めている」と胸を張った。

　そして最後に、ふたたび次のように念を押して、レポートを締めくくっている。

「防疫面でKリーグが日本よりもはるかに優れていることを確認できた日韓戦だった」