欧州ＣＬ王者のチェルシーが弱点のＦＷ補強にノルウェー代表ＦＷアーリング・ハーランドを指名。１億５０００万ポンド（約２２８億円）の移籍金をオファーし、ドルトムント経営陣に売却即決を迫る方針であることが明らかになった。

　英サッカー・サイト『９０ミニッツ』が掲載した記事によると、すでにチェルシーはハーランドの代理人と接触。年俸、契約年数等、ノルウェー代表ＦＷが要求する個人条件に関しては問題なく、ドルトムントが移籍金を承認すれば、今夏の大型移籍が現実のものとなるという。

　チェルシーは今季、シーズン半ばの１月からトゥヘル監督が指揮を取り、決勝で本命マンチェスターＣを破って２度目の欧州ＣＬ制覇を達成。しかしチームのリーグ戦トップスコアラーがイタリア代表ＭＦジョルジーニョの７点で、ＦＷ陣の決定力不足は明白。そこでヨーロッパを制したドイツ人知将を後押しするためにハーランドに白羽の矢を立てた。

　１年待てばドルトムントとの契約条項に６４００万ポンド（約９７億円）の移籍金設定があり、今夏の半額以下でハーランドの獲得が可能となるが、今季４位に終わったリーグ戦の成績を向上させるためにＦＷ補強の重要性を認めたアブラモビッチ・オーナーが、ノルウェー人獲得にゴーサインを出したという。

　また父親がプレミアのリーズでプレーしていた時に当地で生まれたハーランド本人も、生まれ故郷である英国の首都ロンドンへ移住することに好感を抱いているという情報もあり、ドルトムントが移籍金額を承認すれば、後はとんとん拍子で超大型移籍が決まる可能性が高まっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b41ef9fd3b78034d3b685e9bc830d5433aa7190

チェルシー行かないで、お願いします。